商品内容
要旨 |
「著作権」という言葉を聞くと、なんだか難しそうなイメージがありますよね。侵害したら訴えられるんでしょう?というネガティブな印象もあるかもしれません。でも、著作権って、誰かをこらしめるための法律ではなく、作品を作った人の権利を守るための法律なんです。インターネットやSNSで手軽に作品を閲覧したり、発信したりが可能になったことで、「作品を作った人の権利を守る」という考え方がとても重要になっています。そんな中で、どのように作品を楽しみ、作り、発信すればよいのでょう?この本でわかりやすく解説していきます。いっしょに学んで、考えていきましょう! |
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目次 |
マンガ あなたのまわりの著作権 |
出版社・メーカーコメント
★ 日常的に「創作」に関わる君たちへ知っておきたい権利のしくみ、教えます!★ 著作権で守られる作品の条件って…★ 著作権を侵害されたらどうなるの…★ 侵害しないためにはどうしたらいい…◆◇◆ 本書について ◆◇◆「著作権」という言葉を聞くと、なんだか難しそうなイメージがありますよね。侵害したら訴えられるんでしょう…というネガティブな印象もあるかもしれません。でも、著作権って、誰かをこらしめるための法律ではなく作品を作った人の権利を守るための法律なんです。インターネットやSNSで手軽に作品を閲覧したり、発信したりが可能になったことで、「作品を作った人の権利を守る」という考え方がとても重要になっています。その中で、どのように作品を楽しみ、作り、発信すればよいのでしょうか。この本でわかりやすく解説していきます。いっしょに学んで、考えていきましょう!◆◇◆ 監修者からのコメント ◆◇◆著作権という言葉を聞くと何を思い浮かべますか。著作権について学ぶ本はすでにたくさんありますが、「あれをしてはだめ、これもだめ」といった、禁止事項ばかりが並べられた本が多いように思います。それはとても残念なことです。どうしてかというと、そもそも著作権法って、誰かをこらしめるための法律ではないからです。著作権法の本来の目的は、1作品を作った人の権利を守り、その結果、2文化をより発展させることにあります。この2つの原則さえ守れば、遠慮なく人の作品を使ってもいいし、それを加工して新しい作品を作り上げてもいい。文化とはそのようなことをくり返しながら発展してきたのです。いっさいのコピーや改変を禁止したのでは、豊かな文化は生まれません。情報社会の今、知らないうちに著作権の侵害をしてしまうリスクをはらんでいます。だからこそ、著作権について正しく知る必要があります。「あれもだめ、これもだめ」とマイナス思考で考えるのではなく、「こうすれば誰の権利も侵害せず安全・安心に創作ができ、さまざまな作品が世に送り出されることで文化が発展し、みんなハッピー」というプラス思考で著作権法を読み解いていきましょう。久保田 裕