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極寒のシベリアに生きる トナカイと氷と先住民

出版社名 新泉社
出版年月 2012年4月
ISBNコード 978-4-7877-1112-0
4-7877-1112-1
税込価格 2,750円
頁数・縦 257,13P 20cm

商品内容

要旨

地球温暖化の影響を最も受けやすいといわれる北極圏。その極北の地に人類はいつから進出し、厳しい自然環境の中を生き抜いてきたのか。寒冷環境に適応してきた人々の歴史と文化、暮らしと社会の仕組みを見つめる。文系・理系の最先端の研究成果をわかりやすく概説したシベリア入門。

目次

極寒のシベリアに生きる人々―シベリア理解への視角
1 人類とシベリア(人類のシベリア進出―多様な生存・適応戦略
トナカイ牧畜の歴史的展開と家畜化の起源 ほか)
2 寒冷環境と社会(極北・高緯度の自然環境
氷の民族誌―レナ川中流域サハ人の智恵と生業技術 ほか)
3 先住民の言語と宗教(先住民言語の多様な世界
シャマニズムをめぐる神話と世界観)
シベリアの温暖化と文化人類学

著者紹介

高倉 浩樹 (タカクラ ヒロキ)  
1968年生まれ。1998年、東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学(社会人類学博士、1999年)。現在、東北大学東北アジア研究センター准教授。社会人類学・シベリア民族誌専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)