• 本

さらにわかった!縄文人の植物利用

歴博フォーラム

出版社名 新泉社
出版年月 2017年3月
ISBNコード 978-4-7877-1702-3
4-7877-1702-2
税込価格 2,750円
頁数・縦 212P 21cm

商品内容

要旨

縄文時代の3分の2、9000年近くを占める前半期(草創期・早期・前期)は謎に包まれている。鳥浜貝塚・東名遺跡などの注目低湿地遺跡で見つかった植物質遺物、とくに多量に出土した編みかごの研究と最新の自然科学分析から、高度な植物利用の知識と技術の起源を解き明かす。

目次

1 縄文時代の前半期ってどんな時代?―一万六〇〇〇年前から六〇〇〇年前まで
2 縄文時代の低湿地遺跡―鳥浜貝塚が教えてくれること
3 鳥浜貝塚から見えてきた縄文時代の前半期の植物利用
4 編組製品の技法と素材植物
5 八〇〇〇年前の編みかごから何がわかるのか?―佐賀県東名遺跡
6 東名遺跡と三内丸山遺跡のかごを復元する
7 縄文のかご作りに刃物はいらない?下宅部遺跡の四〇〇〇年前の編みかご
8 下宅部遺跡と正福寺遺跡のかごを復元する
9 鳥浜貝塚から半世紀―さらにわかった!縄文人の植物利用

おすすめコメント

縄文人はこんな生活を送っていた!目からウロコの“植物考古学”の最新成果をカラー写真・図版で紹介。  謎につつまれた縄文人の暮らしがここまでわかった!驚きの出土品「編みかご」などから、現代に通じる植物利用の起源と、その高度な技術を明らかにする。  好評『ここまでわかった!縄文人の植物利用』の続編。

著者紹介

工藤 雄一郎 (クドウ ユウイチロウ)  
東京都立大学大学院人文科学研究科修了、博士(史学)。専門分野:先史考古学、年代学、第四紀学。現在、国立歴史民俗博物館研究部考古研究系准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)