操られる民主主義 デジタル・テクノロジーはいかにして社会を破壊するか
草思社文庫 バ2−1
出版社名 | 草思社 |
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出版年月 | 2020年10月 |
ISBNコード |
978-4-7942-2474-3
(4-7942-2474-5) |
税込価格 | 1,045円 |
頁数・縦 | 310P 16cm |
商品内容
要旨 |
デジタル・テクノロジーが国境や民族を超えて繋がる自由で民主的な世界を産み出す一方で、誰にも予想できなかった事態が起こっている。SNSやビッグデータ、AIの進化が、社会システムの基層を大きく変え、「人間」そのものを変えつつあるのだ。ネットは人々の感情を増幅させ、共有される匿名の怒りが世界を分断する。データ分析は、選挙や政策決定にも影響を及ぼしている。さらにプラットフォームを握る企業が市場を独占し、AIによる労働環境は所得の格差を拡大し、社会の分断はますます拡がっていく。テクノロジーがもたらす新たな社会課題を乗り越える解決策をデータテクノロジーの専門家が指し示す。 |
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目次 |
イントロダクション テクノロジーが社会を破壊する? |
出版社・メーカーコメント
著者はイギリスのジャーナリストでありテクノロジーの専門家。インターネットをはじめSNS、ビッグデータ、AIなどのいわゆるデジタルテクノロジーが社会をどう変えつつあるのかを、詳細な取材によって分析し処方箋を示す一冊。特に、トランプが勝利した2016年の大統領選の裏で、選挙キャンペーン担当者がデジタルメディアでどのようなことをしていたのかを当事者に取材して明らかにしている章は圧巻の面白さ!この11月に再びアメリカの大統領選をひかえているこの時期に読むべき注目の本!