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名経営者が、なぜ失敗するのか?

出版社名 日経BP社
出版年月 2004年6月
ISBNコード 978-4-8222-4412-5
4-8222-4412-1
税込価格 2,420円
頁数・縦 469P 20cm

商品内容

要旨

優秀企業の大失敗は、トップの「名経営」が原因だった!日米欧韓60社の大企業の失敗のケーススタディを6年間かけてフィールドワーク!米国で話題の「失敗から学ぶ」経営学。

目次

“名経営者”が、失敗する理由―その失敗から我々は何を学ぶべきか?
1 優秀企業の大失敗(新規事業の失敗―あのビッグビジネスは、なぜ堕ちたのか?
「イノベーション」と「変化」への無為無策―巨人たちは、なぜ「何もしない」という道を選んだのか?
M&Aの矛盾―有名企業の合併は、なぜシナジーも統合も生み出さなかったのか? ほか)
2 失敗の原因(経営者の歪んだ現状認識―名経営者が、なぜ状況を見誤るのか?
ドリーム・カンパニーの幻想―トップと組織は、なぜ現実から目を背けるのか?
失われた“シグナル”―なぜ企業は、大切な情報を見落としてしまうのか? ほか)
3 失敗から学ぶ(未来を予測せよ―会社があぶない!初期警告サインを見逃すな
名経営者は、いかに学ぶべきか?―失敗からのサバイバル術)

出版社
商品紹介

アップル、ダイムラークライスラー、モトローラ、ソニー、雪印−−。名経営者が指揮を執った一流企業が「失敗」を犯した理由。

おすすめコメント

優秀企業の大失敗は、トップの「名経営」が原因だった! 日米欧韓60社の大企業の失敗のケーススタディを 6年間かけてフィールドワーク! 米国で話題の「失敗から学ぶ」経営学。

内容抜粋

本書「日本語版へのまえがき」より

私たちは、時には間違いを犯す人々が率いる組織が活動する世界に生きている。本能的には人は過ちから学べると思うが―そして人々は日常的にそう主張するが―、本書で述べた事実は、中には学習能力が低い人もいることを示唆している。それだけに、企業の失敗や不正行為を系統立てて検証し、失敗の早期警戒サインを見逃さない眼を養い、そして万一不祥事が生じた場合の善後策を講じる力を養わなければならない。私は以上のような話をするために世界中を回ってきたが、どこにおいても今、組織や経営トップの失敗や不正行為と真剣に取り組もうとする機運が高まっている。なぜリーダーは過ちを犯すのか、私たちはそれにどう対処すべきなのか、人々はかつてないほどそれを知りたがっているのだ。そして、まさにそれに応えるのがこの本のテーマである。

著者紹介

フィンケルシュタイン,シドニー (フィンケルシュタイン,シドニー)   Finkelstein,Sydney
ダートマス大学タック・スクール・オブ・ビジネス、スティーブン・ロス経営学教授。コンコルディア大学より学士号、ロンドンスクール・オブ・エコノミクスから理学修士号、コロンビア大学から博士号を取得。国際的なエグゼクティブ教育の中心的人物であり、タック・スクールのエグゼクティブ・プログラムの学部長としても活躍。また、ノースウエスタン大学、ウォートン、デューク大学、ボッコーニ、ロンドン・ビジネス・スクール、オーストラリア・マネージメント・スクール大学院、メルボルン・ビジネス・スクール、ハノイ・ビジネス大学、ヘルシンキ経済大学でも教鞭をとる
酒井 泰介 (サカイ タイスケ)  
翻訳者。ミズーリ州立大学コロンビア校にてジャーナリズム修士号を取得
橋口 寛 (ハシグチ ヒロシ)  
早稲田大学教育学部卒業。ダートマス大学タック・スクール・オブ・ビジネスMBA(経営学修士)。フィンケルシュタイン教授の下、調査・研究に参加。日本企業の失敗事例などを主に担当する。外資系自動車メーカー勤務を経て、現在アクセンチュア株式会社戦略グループにて、主として製造・流通業企業を対象とする事業戦略策定・実行支援業務に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)