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武士道 いかに生き、いかに死ぬか

出版社名 三笠書房
出版年月 2007年6月
ISBNコード 978-4-8379-2224-7
4-8379-2224-4
税込価格 1,540円
頁数・縦 222P 20cm
シリーズ名 武士道

商品内容

要旨

本書に描かれている武士の生き様・死に様は、常に「死」と直面し、死を恐れ、死の恐怖と戦い、その生死ぎりぎりのところで生まれた精神である。生きのびる道があってもあえて死を選ぶ。わが身は滅ぶとも、後人の記憶の中に生きるために死ぬのである。それは、何より強烈な「生きる意志力」である。我々が知る『武士道』の源流ともいうべき世界を、津本陽が描く!渾身の書き下ろし。

目次

第1章 武士道はいかにして生まれたか(武士道の源流―戦国武士の本懐とは
戦場往来をかさねた武士の「胆力」 ほか)
第2章 武士道の変遷―「武勇と廉恥」から「忠孝」へ(日本人が持つ「三つの心」
死をためらわなくなったサムライ ほか)
第3章 武士道という「生き方」をつらぬいた人々(最後の戦国武将、その生き方
関ヶ原の戦い―真田父子の生き残るための決断 ほか)
第4章 武士が死ぬとき―武士道における「死生観」とは(武士道における「品性」とは何か
心の弱さをもっとも嫌った薩摩の士風 ほか)
第5章 日本人の心となった「武士道」(徳川十五代二百六十余年の存続が残したもの
「武士は食わねど高楊枝」の気風 ほか)

おすすめコメント

死を覚悟するほどの真剣さを持っているか――武士道とは、後人の記憶に生きるために死ぬ「生きる意志力」だった! 我々が知る『武士道』の源流ともいうべき世界をベストセラー作家・津本陽が描く、渾身の書き下ろし!

著者紹介

津本 陽 (ツモト ヨウ)  
1929年和歌山県生まれ。1978年『深重の海』で直木賞を受賞。『明治撃剣会』で剣豪小説に新境地を開き、『柳生兵庫助』『人斬り剣奥儀』『薩南示現流』と続く。また、戦国を舞台にした長編歴史小説『下天は夢か』はベストセラーとなる。1995年には『夢のまた夢』で吉川英治文学賞を受賞。1995年には長年の文学業績に対して紫綬褒章、2005年には菊池寛賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)