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ドイツ葬送文化史 近現代における生と死の棲み分け

出版社名 教育評論社
出版年月 2023年1月
ISBNコード 978-4-86624-069-5
4-86624-069-5
税込価格 3,850円
頁数・縦 419,43P 22cm

商品内容

要旨

死はなぜ見えなくなったのか。ヨーロッパ近現代において、死のタブー視が始まったのはなぜか。ドイツの埋葬法や葬送儀式、死亡通知状の分析などを通じて、生と死が棲み分けられていく過程を実証する。

目次

序章 ヨーロッパ近現代の死の歴史と「棲み分け論」
第1章 生者と死者の共同体―前近代の墓地と葬送
第2章 世俗権力にとって墓地と葬送はどうあるべきか―近現代の墓地・埋葬法
第3章 トリーア市をめぐる墓地・埋葬法
第4章 教会にとって葬送はどうあるべきか―近現代の教会法
第5章 民衆の葬送はどう変わったか―一九世紀前半〜第一次世界大戦前夜
第6章 民衆の葬送はどう変わったか―第一次世界大戦〜現代
第7章 生と死の比較文化史―古代ギリシア・ローマと日本の墓地と葬送
第8章 生と死は本当に棲み分けられてきたか―近現代ドイツの墓地の変遷

著者紹介

下田 淳 (シモダ ジュン)  
1960年生まれ。青山学院大学文学部卒業。同大学院文学研究科博士後期課程退学。博士(歴史学)。東京都立大学人文学部助手を経て、宇都宮大学大学院地域創生科学研究科教授。専門は西洋史、ドイツ史、比較文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)