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相模湾深海の八景 知られざる世界を探る

有隣新書 78

出版社名 有隣堂
出版年月 2016年6月
ISBNコード 978-4-89660-222-7
4-89660-222-6
税込価格 1,100円
頁数・縦 209,4P 18cm

商品内容

要旨

相模湾にはプレートの沈み込み、火山活動、断層運動、関東地震や小田原地震など巨大地震の発生や土石流、斜面崩壊などの現象、地下からの湧水やガスの放出、表層や深海の流れなど海水の移動、陸上の河川からの淡水の流入、黒潮や新潮などの周辺の海水の流入、などの現象が起こっており、そのために多様な生物が棲息することが分かってきました。本書は、今もなお変化を続ける相模湾の中で起こっているさまざまな地球科学現象を紹介するとともに、海洋生物の宝庫である相模湾を中心にしたバイオジオパークの設立を提案したものである。

目次

序章 日本列島の海岸と湾
第1章 相模湾の形と素材
第2章 相模湾の変わった住人たち
第3章 日本の海洋生物研究の始まり
第4章 相模湾に流れているものや味付けしているもの
第5章 相模湾八景
第6章 相模湾はいつどのようにしてできたのか
第7章 相模湾を取り巻く博物館とジオパーク
第8章 相模湾はなぜ生物が多様なのだろうか
終章 相模湾の災害とこれから起こること

著者紹介

藤岡 換太郎 (フジオカ カンタロウ)  
1946年生まれ。東京大学大学院修士課程修了。理学博士。専門は海洋底地球科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)