人間失格
集英社文庫
出版社名 | 集英社 |
---|---|
出版年月 | 1990年11月 |
ISBNコード |
978-4-08-752001-9
(4-08-752001-3) |
税込価格 | 363円 |
頁数・縦 | 205P 16cm |
書店レビュー
総合おすすめ度:
全1件
-
-
-
おすすめ度
- けやき書房 (大阪府堺市中区)
誰もが知ってる日本文学の代表作品です。特に10代で最も読まれている作品です。
社会に受け入れられない純粋さがテーマのひとつであるため、20代30代で読んだら恥ずかしすぎるとか、暗くて嫌だとか見る向きもありますが、何歳で読んでも、文章の鋭さ美しさ深さにハッとします。太宰は、「人間、失格、もはや、完全に人間でなくなりました。」から自殺したのではなく、完全な文学作品を残せたから命を絶ったのかとさえ思えます。集英社文庫は人気漫画家小畑健の表紙でかなり売れている。(2009年8月1日)
-
おすすめ度
-
商品内容
要旨 |
「恥の多い生涯を送ってきました」3枚の奇怪な写真と共に渡された睡眠薬中毒者の手記には、その陰惨な半生が克明に描かれていました。無邪気さを装って周囲をあざむいた少年時代。次々と女性に関わり、自殺未遂をくり返しながら薬物におぼれていくその姿。「人間失格」はまさに太宰治の自伝であり遺書であった。作品完成の1か月後、彼は自らの命を断つ。 |
---|
出版社・メーカーコメント
自殺未遂、薬品中毒…。3枚の奇怪な写真とともに渡された睡眠薬中毒者の手記に、克明に描かれた陰惨な半生…。太宰治の自伝であり、遺書でもある作品。(解説・小林広一/鑑賞・太田治子)