• 本

前田利家とまつの生涯

出版社名 三笠書房
出版年月 2001年7月
ISBNコード 978-4-8379-1896-7
4-8379-1896-4
税込価格 1,650円
頁数・縦 348P 20cm

商品内容

要旨

持ち前の実直さと篤実さで、身にふりかかる危機を乗り越えて、七転び八起きの“起き上がり小法師”のように生き抜いた男・前田利家は、信長・秀吉、二人の「天下人」に仕え、「加賀百万石」の藩祖となった―。「あなたには、あなたなりの生き方がある」という妻・まつの言葉のままに、利家は群雄ひしめく乱世で“自らの道”を見出し、戦国の大海原を泳ぎきる。

目次

1章 信長の逆鱗にふれる―突然の“解雇通告”
2章 桶狭間のころ―“古巣”への復帰
3章 「天下布武」―覇王の片腕として
4章 「桃太郎」の鬼退治―室町幕府滅亡
5章 北陸への足がかり―浅井・朝倉攻略
6章 夢の半途で主逝く
7章 敵か、友か―生涯最大の選択
エピローグ 秀吉の死、そして利家の死

出版社
商品紹介

持ち前の実直さで加賀百万石の礎を築いた前田利家と、時に弱気になる夫を強く優しく支えた妻まつの物語。

おすすめコメント

「加賀百万石」の礎を築いた利家、その盟友・秀吉。二人が弱肉強食のサバイバルレースを勝ち抜くことができたのは、まつ、ねねという、よき伴侶の強力な「銃後の守り」と、女ゆえの「優しさ、強さ」に支えられていたからこそである。

著者紹介

童門 冬二 (ドウモン フユジ)  
作家、本名・太田久行。1927年、東京に生まれる。第43回芥川賞候補。目黒区役所係員を振り出しに、都立大学事務長、都広報室課長、広報室長、企画調整局長、政策室長を歴任、1979年退職。在職中に蓄積した人間管理と組織の実学を歴史の中に再確認し、小説、ノンフィクションの分野に新境地を拓く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)