• 本

パーク・ライフ

文春文庫

出版社名 文藝春秋
出版年月 2004年10月
ISBNコード 978-4-16-766503-6
4-16-766503-4
税込価格 550円
頁数・縦 177P 16cm

商品内容

要旨

公園にひとりで座っていると、あなたには何が見えますか?スターバックスのコーヒーを片手に、春風に乱れる髪を押さえていたのは、地下鉄でぼくが話しかけてしまった女だった。なんとなく見えていた景色がせつないほどリアルに動きはじめる。日比谷公園を舞台に、男と女の微妙な距離感を描き、芥川賞を受賞した傑作小説。

著者紹介

吉田 修一 (ヨシダ シュウイチ)  
1968年生まれ。高校まで長崎で過ごし上京。法政大学経営学部卒業。97年、「最後の息子」で第84回文学界新人賞を受賞。同作が芥川賞候補作となる。その後も「破片」「グリンピース」「Water」「突風」等の作品を次々と発表。2002年、『パレード』で山本周五郎賞、「パーク・ライフ」で第127回芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)