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ハイデガーとフランス哲学

叢書・ウニベルシタス 823

出版社名 法政大学出版局
出版年月 2005年10月
ISBNコード 978-4-588-00823-8
4-588-00823-4
税込価格 5,280円
頁数・縦 355,92P 20cm

商品内容

要旨

フランス哲学のヒューマニスト的伝統の中でハイデガーはなぜ主導的思想家となりえたのか。文化横断的な視座からその謎めいた現象の核心に迫る。

目次

第1章 “フランス的”哲学者としてのハイデガー
第2章 ハイデガーとフランス哲学における思想のマスター
第3章 ドイツ現象学、フランス哲学、そして主観性
第4章 ハイデガー、サルトルとフランスのヒューマニズム
第5章 ジャン・ボフレと『ヒューマニズム書簡』
第6章 ハイデガーの『ヒューマニズム書簡』とフランスのハイデガー主義
第7章 ハイデガーと現代フランス哲学
第8章 ハイデガーの政治とフランス哲学

出版社・メーカーコメント

ヒューマニスト的伝統のなかで,ナチズムと関わるハイデガーが主導的思想家となりえた,謎めいた現象の核心に迫りつつ,〈思想のグローバル化〉の問題を提起する。

著者紹介

ロックモア,トム (ロックモア,トム)   Rockmore,Tom
1942年生まれのアメリカの哲学者。デュケイン大学教授。ドイツ観念論、マルクス主義、フランクフルト学派、ハイデガーとナチズムなど広範な領域にわたって研究活動を続ける。フランス市民権を持ち、フランスの哲学事情に詳しい
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1963年生まれ。金沢大学法学部教授。社会哲学・政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)