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土佐日記

角川ソフィア文庫 SP83 ビギナーズ・クラシックス

出版社名 角川学芸出版
出版年月 2007年8月
ISBNコード 978-4-04-357420-9
4-04-357420-7
税込価格 660円
頁数・縦 206P 15cm

商品内容

要旨

平安期の大歌人、紀貫之が侍女になりすまし、帰京の旅をかな文字で綴った紀行文学の名作。国司の任期を終えて京へ戻る船旅は長く苦しい日々の連続であった。土佐の人々に温かく見送られ出発したものの、天候不順で船はなかなか進まない。おまけに楫取はくせ者。海賊にも狙われる。また折にふれ、土佐で亡くした娘を想い悲嘆にくれる。鬱々としながらも歌を詠み合い、ひたすら都を目指す一行の姿が生き生きとよみがえる。

目次

女の私も書いてみる―男もすなる日記といふものを
船旅なのに馬のはなむけ?
国司の館で送別会
帰らぬ人を偲びつつ―大津出立
詩と歌のセッション
押鮎にキッス!―浦戸から大湊へ
お返しも楽じゃない
池の若菜に「いとをかし」
「白波」はNGワード!
水の中の月〔ほか〕

おすすめコメント

なぜ紀貫之は女文字である「かな」で日記を書いたのか!?紀貫之が女性に仮託し「かな」で書いた日記は、土佐守の任期を終えた作者が故郷の京へと戻る五十五日間のつらく苦しい船旅の記録であると同時に、土佐で亡くした娘への想い、人々の人情をつづる心の記録でもあった。

著者紹介

紀 貫之 (キノ ツラユキ)  
平安時代中期の歌人。醍醐天皇の勅命により、紀友則らとともに『古今和歌集』を撰進。歌界の第一人者として指導的役割を果たした。三十六歌仙の一人。家集に『貫之集』がある
西山 秀人 (ニシヤマ ヒデト)  
上田女子短期大学教授。1963年生まれ。日本大学大学院博士後期課程単位取得。専門は平安時代の和歌文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)