ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんと奇妙な客人たち
メディアワークス文庫 み4−1
出版社名 | アスキー・メディアワークス |
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出版年月 | 2011年3月 |
ISBNコード |
978-4-04-870469-4
(4-04-870469-9) |
税込価格 | 715円 |
頁数・縦 | 307P 15cm |
シリーズ名 | ビブリア古書堂の事件手帖 |
書店レビュー
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全2件
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超美人古書店主が古書を見てなぞ解き
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- けやき書房 (大阪府堺市中区)
私も、栞子さんのような超美人に、超接近されて、古書を見るだけで、持ち主と本にかかわる事件のなぞ解きしてほしい。
(2012年2月28日)
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おすすめ度
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老舗の古書店が舞台の、すてきな物語。
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- 金龍堂まるぶん店 (熊本県熊本市中央区)
主人公は会社が倒産し無職の青年、五浦大輔。本が読めないという奇妙な体質を持っています。或る日、大輔は祖母が生前残した「漱石全集」を発見します。その中には「夏目漱石」の名でサインが書いてあり・・・
もう一人の主人公は老舗の古書店「ビブリア古書堂」(舒文堂河島書店さんのようなイメージ)の若き跡継ぎ、篠川栞子。人見知りでまともに話すこともできませんが、本のことになると別人のように饒舌になります。かなりの本好きで知識はものすごく豊富。
大輔が例の「漱石全集」をビブリオ古書堂に持ち込むことから物語は始まります。
所謂「安楽椅子探偵もの」と言って良いかもしれません。古書店に持ち込まれた本にまつわる謎を栞子が解き明かしていきます。
謎解きよりも、行間から感じられる、”本への愛情”に魅入ってしまいました。栞子の言葉「古書には巡ってきた人の数だけの物語を持っている」。全く同感です。新刊書店だって、多くの人々の手を経て読者に届けられるわけですから。
4つ他の短編がつながって一つの長編となっています。これを読むと、本編に紹介されている本も読んじゃいたくなります♪時間が足りないよ〜(笑)(2012年2月8日)
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商品内容
要旨 |
鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。だが、古書の知識は並大低ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも、彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。これは“古書と秘密”の物語。 |
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おすすめコメント
本好きのためのライトノベル。表紙買いして正解です! 極端に人見知りの店主・栞子が古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。