記憶屋
角川ホラー文庫 Hお7−1
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2015年10月 |
ISBNコード |
978-4-04-103554-2
(4-04-103554-6) |
税込価格 | 814円 |
頁数・縦 | 302P 15cm |
シリーズ名 | 記憶屋 |
商品内容
文学賞情報 |
2015年
第22回
日本ホラー小説大賞 読者賞受賞 |
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要旨 |
大学生の遼一は、想いを寄せる先輩・杏子の夜道恐怖症を一緒に治そうとしていた。だが杏子は、忘れたい記憶を消してくれるという都市伝説の怪人「記憶屋」を探しに行き、トラウマと共に遼一のことも忘れてしまう。記憶屋など存在しないと思う遼一。しかし他にも不自然に記憶を失った人がいると知り、真相を探り始めるが…。記憶を消すことは悪なのか正義なのか?泣けるほど切ない、第22回日本ホラー小説大賞・読者賞受賞作。 |
おすすめコメント
もしも「記憶屋」が、つらくて忘れたい記憶を消してくれるなら、あなたはどうする――? 夕暮れ時、公園の緑色のベンチに座っていると現われ、忘れたい記憶を消してくれるという怪人、「記憶屋」――。大学生の遼一は、そんなものはただの都市伝説だと思っていた。だが互いにほのかな想いを寄せ、一緒に夜道恐怖症を乗り越えようとしていた先輩・杏子が「記憶屋」を探しに行き、トラウマと共に遼一のことも忘れ去ってしまう。まさかと思う遼一だが、他にも周囲で不自然に記憶を無くした人物を知り、真相を探り始める。遼一は、“大切なものを守るために記憶を消したい”と願う人々に出逢うのだが……。「記憶」を消せることは、果たして救いなのだろうか――? そして、都市伝説の怪人「記憶屋」の正体とは――? 衝撃的で切ない結末に、きっと涙こぼれる。二度読み必至の青春ノスタルジックホラー! ★第22回日本ホラー小説大賞 読者賞受賞作★ 書店員さんの支持No.1!! 「泣けました…」と感涙・絶賛の声、続々!! ・ノスタルジックホラーの名作になる予感がします。泣けるホラーとして推したいです。中目黒ブックセンター 佐藤亜季子さん ・一ページも目をそらすことのできない心のゆさぶられかたでした。オリオン書房 所沢店 高橋美里さん ・ミステリー要素も濃密でとても自分好みの作品でした。TSUTAYA 三軒茶屋店 栗俣力也さん ・恐怖感やせつなさ悲しさなどいろんな感情がこみあげてきました。八重洲ブックセンター 本店 鈴木貴之さん