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父さんはドラゴン・パティシエ おしごとのおはなしパティシエ

シリーズおしごとのおはなし

出版社名 講談社
出版年月 2016年2月
ISBNコード 978-4-06-219892-9
4-06-219892-4
税込価格 1,210円
頁数・縦 73P 22cm

商品内容

要旨

父さんのケーキは、ドラゴンだってうならせる。おはなしを楽しみながらあこがれのお仕事がよくわかる。

おすすめコメント

ネットで話題になっている、すっごく腕のいい「ドラゴン・パティシエ」って何者? うちの父さんは、『パティスリー・ウフ』のパティシエだけど、「パティシエっていうより、ラーメン屋のおじさんってかんじ」なんて友だちに言われちゃっている。ドラゴン・パティシエではなさそうだけど、父さんのつくる生クリームは絶品で、いちごのショートケーキは、うちの一番人気なんだ。ある日の午後、まっくらな空がむらさき色に光ったと思ったら、いなずまがぼくと父さんの前に落ちてきた! 白いけむりがあがって、そこにいたのは、なんとつばさのある竜だったんだ!! 竜は「わが君のバースデー・ケーキとやらをつくっていただきたい」と言ったかと思うと、父さんをこわきにかかえて、かるがると飛びあがった! ぼくは父さんにひっしにしがみつき、気がついたら竜の世界に連れてこられてしまったんだ。竜の注文は「わが君が気に入るケーキをつくること」。でも、どんなケーキが気に入るのかな……。パティシエがうれしいのは、つくったケーキを心からよろこんでもらえたとき。お祝いのときに出されるケーキは、かくべつです。そして、パティシエが幸せを感じるのは、食べてくれる相手が竜であっても同じなんです。

著者紹介

柏葉 幸子 (カシワバ サチコ)  
1953年、岩手県生まれ。東北薬科大学卒業。『霧のむこうのふしぎな町』(講談社)で第15回講談社児童文学新人賞、第9回日本児童文学者協会新人賞を受賞。『ミラクル・ファミリー』(講談社)で第45回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。『牡丹さんの不思議な毎日』(あかね書房)で第54回産経児童出版文化賞大賞を受賞。『つづきの図書館』(講談社)で第59回小学館児童出版文化賞を受賞
中村 景児 (ナカムラ ケイジ)  
1948年、熊本県生まれ、鹿児島県育ち。桑沢デザイン研究所卒業。グラフィックデザインの仕事を経て、児童書、絵本の仕事に。日本児童出版美術家連盟会員、現代童画会常任委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)