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ハーバードの人生が変わる東洋哲学 悩めるエリートを熱狂させた超人気講義

出版社名 早川書房
出版年月 2016年4月
ISBNコード 978-4-15-209612-8
4-15-209612-8
税込価格 1,760円
頁数・縦 245P 19cm

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要旨

私たちは、仕事や人間関係において、西洋の価値観に基づいて行動しがちだ。たとえば、「本当の自分」を見つけて、それに忠実な生き方を見つけるべきだと考える。ところが実は、それが逆に私たちの枷になっていることが多い。本書では、東洋哲学の思想や価値観を取り入れることで、固定化された常識を覆し、人間関係を改善したり、自分の生き方を変えられることを示している。取り上げられているのは、古代中国の思想家たち、孔子・孟子・老子・荘子・荀子らの言葉を編纂した著作。それらにつづられている思想をいかに現代の私たちの日常生活に活かせるか、ハーバード大学東アジア言語文明学科の中国史教授であるマイケル・ピュエット氏が、身近な事例などを交えながら紹介、解説している。同教授によるハーバードの学部授業「古代中国の倫理学と政治理論」は学内3位の履修者数を誇る。共著者のクリスティーン・グロス=ロー氏は、ウォール・ストリート・ジャーナルなどに寄稿するジャーナリスト。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2016年05月20日]

商品内容

要旨

いまハーバード大学で、東洋思想の授業が絶大な人気を誇っているのはなぜか?現代にあてはめた孔子や孟子、老子らの教えに、学生たちが熱狂しているわけとは?

目次

1 伝統から“解放された”時代
2 世界じゅうで哲学が生まれた時代
3 毎日少しずつ自分を変える―孔子と“礼”“仁”
4 心を耕して決断力を高める―孟子と“命”
5 強くなるために弱くなる―老子と“道”
6 まわりを引きつける人になる―『内業』と“精”“気”“神”
7 「自分中心」から脱却する―荘子と“物化”
8 「あるがまま」がよいとはかぎらない―荀子と“ことわり”
9 世界じゅうの思想が息を吹き返す時代

おすすめコメント

「君の人生は必ず変わる」。そんな約束から始まる中国思想の超人気講義。「ありのままの自分なんてどこにもいない」「自分探しの旅など意味がない」――常識が覆る、孔子や孟子の新しい読み方。

著者紹介

ピュエット,マイケル (ピュエット,マイケル)   Puett,Michael
ハーバード大学東アジア言語文明学科の中国史教授。2006年より受け持つ学部授業の「古代中国の倫理学と政治理論」は、「経済学入門」「コンピュータ科学入門」に次いで学内3位の履修者数を誇る。卓越した学部教育により、ハーバード・カレッジ・プロフェッサーシップを受賞
グロス=ロー,クリスティーン (グロスロー,クリスティーン)   Gross‐Loh,Christine
ジャーナリスト。ウォール・ストリート・ジャーナルやハフィントンポストなどに多数寄稿。ハーバード大学で東アジア史の博士号を取得している
熊谷 淳子 (クマガイ ジュンコ)  
翻訳家。大阪教育大学卒、コロラド大学大学院で修士号取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)