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流木焚火の黄金時間

集英社文庫 し11−44 ナマコのからえばり

出版社名 集英社
出版年月 2016年5月
ISBNコード 978-4-08-745444-4
4-08-745444-4
税込価格 572円
頁数・縦 204P 16cm

商品内容

要旨

家庭で粗大ゴミ化したアワレな男たちを引き連れ、日本各地の海岸へ。不眠歴30年、新たに花粉症疑惑が浮上した体も、フシギなことに日光に当たるとすばやく快復、夜は焚火を囲んでの大宴会に。海釣りでカツオ相手に敢然とタタカイを挑み、躍進中国の原動力を考察し、放射能問題に警鐘を鳴らし、たまにいたいけな孫にホラ話を吹き込むシーナ的日常のヨロコビとモヤモヤをつづったシリーズ第7弾。

目次

1 波にゆられて上海へ(ウヨウヨいるもの
超早起き、波涛への想い ほか)
2 たとえばシメコロシの木(誰かが見ている
たとえばシメコロシの木 ほか)
3 夏のおわりの焚き火の前で(我、光合成人間となりて
小さな異次元的旅行 ほか)
4 うどんのお詫び(映画、駅弁、ドロンコ怪物
絶対笑える五本の映画 ほか)
5 汚されたシルクロード(脈絡もなくスランプだあ
小さいモノの大きい未来 ほか)

出版社・メーカーコメント

この難儀な時代にわしらは何を考えるべきなのか。旅と食と酒と釣りと映画、放射能汚染に自然災害まで、シーナ流の野生の思考が語り出す。『サンデー毎日』の名物エッセイ、文庫化第7弾。(解説/ペリー荻野)

著者紹介

椎名 誠 (シイナ マコト)  
1944年6月東京都生まれ。東京写真大学中退。「本の雑誌」編集長。世界の辺境地区への旅をライフワークにしている。79年、エッセイ『さらば国分寺書店のオババ』でデビュー。88年『犬の系譜』で第10回吉川英治文学新人賞、90年『アド・バード』で第11回日本SF大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)