ロケット・ササキ ジョブズが憧れた伝説のエンジニア・佐々木正
出版社名 | 新潮社 |
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出版年月 | 2016年5月 |
ISBNコード |
978-4-10-350071-1
(4-10-350071-9) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 253P 20cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 日本の電子産業は、半導体やLSI、それを搭載した電卓、液晶技術などでかつて世界を席巻した。終戦後からPC・スマホ全盛の現代まで、これらの技術をリードし、影響を与え続けた伝説の人物が、佐々木正氏だ。台湾で育ち、戦中は軍需産業に手を染める。戦後、神戸工業を経て早川電機(後のシャープ)に入社し、同社を日本を代表する電機メーカーの一つに育て上げた佐々木氏は、スピーディな行動力と世界に張り巡らされた豊かな人脈、そして「共創」の精神によるイノベーションで電子立国日本を牽引。さらにソフトバンク創業前の孫正義氏を見出し、創業のための資金調達を手引きした孫氏の「大恩人」としても知られる。本書はそんな佐々木氏の波乱万丈の足跡を辿った評伝である。著者は元日経記者のジャーナリスト。著書に『稲盛和夫 最後の闘い』『会社が消えた日』などがある。 |
商品内容
要旨 |
デジタル産業の黎明期、世界の最先端を突っ走った「型破りな日本人」がいた。トランジスタからLSI、そしてMPUへ―シャープの技術トップとして命を削り合う半導体開発競争を仕掛け続け、日本を世界のエレクトロニクス産業の先頭へと導いた佐々木正。インテル創業者が頼り、ジョブズが憧れ、孫正義を見出した男の痛快無比な人生。 |
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目次 |
プロローグ 孫正義の「大恩人」、スティーブ・ジョブズの「師」 |
おすすめコメント
この男なくしてシャープの興隆はなく、この男をなくしてシャープは墜落した。「ロケット」と称された爆発的な着想 力が、電子立国日本の未来を切り拓いた。トランジスタからLSI、そしてMPUへ――シャープの技術トップとして半導体の開発競争を仕掛け続け、日本を世界のエレクトロニクス産業の先頭へ導いた男。インテル創業者が頼り、ジョブズが憧れ、孫正義を見出した佐々木正の突き抜けた人生。