日産独裁経営と権力抗争の末路 ゴーン・石原・川又・塩路の汚れた系譜
出版社名 | さくら舎 |
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出版年月 | 2019年3月 |
ISBNコード |
978-4-86581-191-9
(4-86581-191-5) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 287P 19cm |
商品内容
要旨 |
なぜ歴代トップが独裁と腐敗に陥るのか!ゴーンの正体は強欲な独裁者!川又、塩路、石原、ゴーンと続く権力抗争と腐敗の不毛地帯。いびつな企業統治の歴史に出口はあるか!前々からゴーン経営を否定していた著者が緊急書き下ろし! |
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目次 |
第1章 成果なきゴーン経営(バブル後に有利子負債4兆円の窮状 |
おすすめコメント
なぜ歴代トップが独裁、腐敗に陥るのか! 2018年11月、ゴーン逮捕の衝撃が世界中に走った。1999年、ゴーンは日産COOとして瀕死の日産をV字回復させ、カリスマ経営者と絶賛された。著者はゴーン革命が絶賛されていた2004年から、その経営手腕に疑義を呈し実態を書いてきた。また、日産は3人の独裁者(川又克二、塩路一郎、石原俊)が経営を壟断してきた過去をもつ会社であり、ゴーンの日産入りもその改革のためであった。しかし、救世主も結局独裁者になった。日産は独裁体制が生まれやすい企業風土の会社だ。カリスマ頼みでトップに対峙できず、やりたい放題を許してしまう−−日産は日本企業の縮図でもある。 本書は日産独裁経営の系譜をたどり、企業統治のあり方を問うもの。労組トップに君臨し経営介入した塩路一郎、塩路を利用しいびつな経営体制を容認した川又克二、塩路憎しのあまり経営危機をもたらした石原俊、そして救世主から強欲独裁者になり果てたゴーン。連綿と続く権力抗争と腐敗の不毛地帯に出口はあるか。