天皇のお言葉 明治・大正・昭和・平成
幻冬舎新書 つ−3−4
出版社名 | 幻冬舎 |
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出版年月 | 2019年3月 |
ISBNコード |
978-4-344-98548-3
(4-344-98548-6) |
税込価格 | 1,100円 |
頁数・縦 | 377P 18cm |
商品内容
要旨 |
戦争への姿勢にも、怒りがあり、嘆きがあり、涙がある!“究極の発言者”の本音と葛藤。「五箇条の御誓文」から「誕生日会見」まで、250の発言で読み解く日本の近現代史! |
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目次 |
第1章 明治天皇1―表の文語体、裏の京都弁(「広く会議を興し、万機公論に決すべし」(明治元・一八六八年) |
おすすめコメント
天皇の発言ほど重く受け止められる言葉はない。近代国家となった明治以降、その影響力は激増した。とはいえ、絶対的な権威であるにもかかわらず、常に絶対ではない天皇の権力。時代に反する「お言葉」は容赦なく無視され、皇位の存続を危うくする可能性もあった。そのため時代の空気に寄り添い、時に調整を加え、公式に発表されてきた。しかし、天皇も人間である。感情が忍び込むこともあれば、非公式にふと漏らす本音もある。普遍的理想と時代の要請の狭間で露わになる天皇の言葉の奥深さと魅力。気鋭の研究者が抉り出す知られざる日本の一五〇年。