日本SF誕生 空想と科学の作家たち
出版社名 | 勉誠社 |
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出版年月 | 2019年8月 |
ISBNコード |
978-4-585-29184-8
(4-585-29184-9) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 203P 19cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 SF(サイエンス・フィクション)が世界的に注目されつつあるようだ。中国ではSF小説『三体』シリーズが累計2000万部を超える異例の大ベストセラーになり、ユヴァル・ノア・ハラリ氏も未邦訳の最新作でSFの重要性を強調している。日本でも、かつて小松左京、星新一らによるSFブームがあった。本書は、1960年代にそれまで日本ではまったく馴染みのなかったSFという分野を切り拓き、数々のヒット作を生んで日本に定着させた作家や編集者たちの足跡やエピソードを描いたノンフィクションである。日本SFの直接の源泉は、第二次世界大戦前後に黄金期を迎えたアメリカSFであり、小松左京、星新一、筒井康隆、眉村卓、そして本書の著者でもある豊田有恒といった作家たちが、海外SFの影響を受けながらも、独自の作風を開拓していった。本書では、星新一のショートショートや小松左京の『日本沈没』などで一大ブームを巻き起こすまでの日本SF草創期を、著者の交友録などを交え、生き生きと描写する。著者は1938年生まれのSF作家で、島根県立大学名誉教授。代表作に『火星で最後の……』(早川書房)、『タイムスリップ大戦争』(角川文庫)など。アニメ『宇宙戦艦ヤマト』のSF設定も担当していた。 |
商品内容
要旨 |
小松左京・星新一・筒井康隆…日本のSFが若かったころ。1960年代初頭、SFは未知のジャンルだった。不可思議な現象と科学に好奇心を燃やし、SFを広めようと苦闘する作家たちの物語。『SFマガジン』『宇宙塵』から「宇宙戦艦ヤマト」へ。 |
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目次 |
はじめに |