大化改新の黒幕
祥伝社新書 579
出版社名 | 祥伝社 |
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出版年月 | 2019年9月 |
ISBNコード |
978-4-396-11579-1
(4-396-11579-2) |
税込価格 | 946円 |
頁数・縦 | 270P 18cm |
商品内容
要旨 |
六四五年六月一二日、中大兄皇子と中臣鎌子(鎌足)は計画どおり宮殿で蘇我入鹿を討ち、専横な蘇我氏を滅ぼした。このクーデター「乙巳の変」を機に推し進められた一連の社会改革を、教科書では「大化改新」と呼ぶ。だが、それは本当に倭国の社会改革だったのか。『日本書紀』の記述も不自然だ。舒明天皇の皇子である中大兄は、蘇我氏滅亡の功績がありながら、なぜすぐに即位できなかったのか。一方、即位した孝徳天皇は父親の名が『書紀』に記されず、出自不詳の人物なのだ。蘇我氏滅亡の“実行犯”は中大兄や鎌足だった。しかし、その背後には倭国の体制自体を大きく動かそうとする二人の“黒幕”がいた。その正体とは? |
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目次 |
序章 二つの疑問 |
おすすめコメント
大化改新は、中臣鎌足と中大兄王子が首謀した政治改革で、ここで天皇中心の中央集権体制ができたとされている。しかし、国際的視点から古代史を見た場合に、それだけではない唐につながる海外の黒幕の存在が浮かび上がってくる。