菅原道真 学者政治家の栄光と没落
中公新書 2559
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2019年9月 |
ISBNコード |
978-4-12-102559-3
(4-12-102559-8) |
税込価格 | 946円 |
頁数・縦 | 264P 18cm |
商品内容
要旨 |
学者ながら右大臣に昇進するが、無実の罪で大宰府に左遷された菅原道真(845〜903)。藤原氏の専横が目立ち始めたこの時期、学問を家業とした道真は、英邁で名高く、宇多天皇に見出され異例の出世を果たす。天皇による過大な評価・重用に苦悩しつつも、遣唐使派遣など重大な国政に関与。だが藤原氏の策謀により失脚する。本書は、学者、官僚、政治家、漢詩人として、多才がゆえに悲劇の道を辿った平安貴族を描き出す。 |
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目次 |
序章 儒者世界にそびえ立つ家系―学問の家 |
おすすめコメント
学者ながら右大臣に昇進、無実の罪で太宰府に左遷された菅原道真(845〜903)。藤原氏が権力を恣にし始めたこの時期、紀伝道を家業に歴史と漢文を教える道真は英邁で名高く、宇多天皇に見出され異例の出世を果たす。遣唐使廃止など重大な国政にも関与、天皇の思惑に乗り皇子に娘を嫁がせるが、藤原氏の策謀により都を追われた。本書は、学者、官僚、政治家、漢詩人として、多才が故に悲劇の道を辿った平安貴族を描き出す。