日本のピアノ100年 ピアノづくりに賭けた人々
草思社文庫 ま2−5
出版社名 | 草思社 |
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出版年月 | 2019年12月 |
ISBNコード |
978-4-7942-2429-3
(4-7942-2429-X) |
税込価格 | 1,320円 |
頁数・縦 | 468P 図版16P 16cm |
商品内容
要旨 |
明治33年(1900年)1月、日本楽器は国産第一号となる簡素なアップライトピアノを完成させた。まだ欧米には及ぶべくもなかった日本のピアノではあったが、大戦後、状況は一変する。高度成長で勢いを得たピアノ・メーカーは新たなコンサート・グランド・ピアノの開発に情熱を傾ける。そして、リヒテルやグールドなど世界の名演奏家が愛用するピアノを生み出し、ついに日本を世界頂点のピアノ王国へと押し上げたのである―。誕生から100年間のピアノづくりに情熱を傾けた人々の姿を通して、日本の「ものづくり」の軌跡を見事に描き上げたノンフィクション作品。第18回ヨゼフ・ロゲンドルフ賞受賞作。 |
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目次 |
プロローグ グレン・グールドのピアノ |
おすすめコメント
近代に始まった日本のピアノづくりは、どのようにして現在の世界的な名声を得るに至ったのか?多くの名ピアニストに愛された日本のピアノの歴史をモノづくりの側面から描いた一冊。日本近代音楽史でありながら産業史でもある、ほかに類書のない歴史ノンフィクション。