ビザンツ帝国 千年の興亡と皇帝たち
中公新書 2595
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2020年6月 |
ISBNコード |
978-4-12-102595-1
(4-12-102595-4) |
税込価格 | 1,034円 |
頁数・縦 | 304P 18cm |
商品内容
要旨 |
アジアとヨーロッパをつなぐ首都コンスタンティノープルを中心に、千年以上にわたる歴史を刻んだビザンツ帝国。ローマ帝国の継承国家として地中海に覇を唱えた4世紀頃から、イスラム勢力や十字軍に翻弄される時期を経て、近代の到来目前の1453年に力尽きた。賢帝や愚帝がめまぐるしく登場し、過酷な政争や熾烈な外交および戦争を展開する一方、多様な文化が花開いた。波瀾万丈の軌跡をたどり、この帝国の内実を描き出す。 |
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目次 |
序章 ビザンツ世界形成への序曲―四〜六世紀 |
おすすめコメント
千年以上にわたるビザンツ帝国の歴史。本書は、文字どおり波瀾万丈・有為転変の連続であった、その軌跡を描き出す試みである。個性豊かな皇帝が登場し、過酷な政争や熾烈な外交および戦争が展開された歴史は、ダイナミズムに富んでいる。コンスタンティノープルの発展、帝国が各地に及ぼした影響、十字軍との関わりなど、豊富な論点を踏まえて、帝国の内実を描き出す。