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寂聴残された日々

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2020年11月
ISBNコード 978-4-02-251725-8
4-02-251725-5
税込価格 1,430円
頁数・縦 196P 20cm

商品内容

要旨

忘れてしまったことも、すべて記録されている。九十過ぎての遺書になっているのかもしれない。生きる楽しみのすべてを犠牲にして、ひたすら書き通した百年ばかりの人世は、一応筋を通したことになろうか。朝日新聞連載の書籍化。

目次

女流作家の訪れ
続・女流作家の訪れ
防空壕
もう一人の男
春画展に行こう
高橋源一郎とSEALDs
罰か慈悲か
幻人横尾忠則さんの幻画展
明日はしれない今日の命を
老いていく被災者たちは〔ほか〕

著者紹介

瀬戸内 寂聴 (セトウチ ジャクチョウ)  
1922年、徳島県生まれ。小説家、僧侶(天台宗権大僧正)。東京女子大学卒業。57年「女子大生・曲愛玲」で新潮同人雑誌賞を受賞し、作家生活に入る。73年に得度し、「晴美」から「寂聴」に改名、京都の嵯峨野に「曼荼羅山 寂庵」を開く。女流文学賞、谷崎潤一郎賞、野間文芸賞、泉鏡花文学賞など数多くの文学賞を受賞。2006年には、文化勲章を受章する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)