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岡本太郎の眼

角川文庫 お94−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2020年12月
ISBNコード 978-4-04-109581-2
4-04-109581-6
税込価格 682円
頁数・縦 253P 15cm

商品内容

要旨

太陽の塔から半世紀を超えた今尚、岡本芸術は「人間とは何か」「芸術とは何か」と挑発し続けてくる。世界のパラダイムが大きく変換する混迷の時代だからこそ読みたい岡本太郎の言葉。それらは迷ったとき、困ったとき、ブレそうになったとき、生きることの真の意味を教え、自分の芯を思い出させてくれる。心に響く普遍的な言葉の数々は、読む人の血肉となり、明日を生きる自信や誇りとなる。書籍未収録作品も採録し、再構成した充実の人生論。

目次

第1章 青春を喪失して生きるなんて無意味だ(「老熟」と「青春」
「青春」こそ生きがいだ ほか)
第2章 己を貫く精神の高貴さがなくて、何が人間か(人間は「祭する動物」
空白こそ跳躍台に ほか)
第3章 なま身をぶち込み、賭けるのが、人生レースの本当のルールだ(子供が描いているのは「絵」ではない
子供に寛大ぶるなんて、ボウトクだ ほか)
第4章 岡本太郎の眼(いま、なぜこの「眼」を
ノーブルな怒り ほか)

出版社・メーカーコメント

思ったことは言う。言ったことはやる。読めば生きる力が湧いてくる。自分の眼で世界を純粋に凝視し、猛烈に働きかけ、体当たりする。そして現実を見すかし、現実の秘密を激しくえぐる。それこそが岡本芸術。自分の生きるスジはだれにも渡してはならない。太郎の人生論

著者紹介

岡本 太郎 (オカモト タロウ)  
1911年神奈川県生まれ。30年に渡仏し、「アプストラクシオン・クレアシオン(抽象・創造)協会」のメンバーとなるなど、30年代のパリで前衛芸術運動に参画。パリ大学でマルセル・モースに民族学を学び、ジョルジュ・バタイユらと行動をともにした。40年帰国。戦後日本で前衛芸術運動を展開し、問題作を次々と社会に送り出す。96年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)