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映像が動き出すとき 写真・映画・アニメーションのアルケオロジー

出版社名 みすず書房
出版年月 2021年11月
ISBNコード 978-4-622-09054-0
4-622-09054-6
税込価格 7,920円
頁数・縦 353,7P 22cm

商品内容

要旨

“動く”イメージの視覚文化論を鮮やかに展開し、映画・写真・アニメーションの映像文化圏を見晴らす。「アトラクションの映画」で知られる泰斗ガニング初の論文集。日本語版オリジナル編集。

目次

第1部 遊戯するイメージ(視覚の新たな閾―瞬間写真とリュミエールの初期映画
インデックスの何が問題なのか?あるいは、さまざまな偽造写真
継起性の芸術―コミックを読むこと、書くこと、見ること)
第2部 “動き”としてのイメージ(インデックスから離れて―映画と現実性の印象
動きのアトラクション―近代的表象と運動のイメージ
静止したイメージと動くイメージのあいだの戯れ―一九世紀の「哲学玩具」とその言説)
第3部 アニメーションという魔術(変容=変形するイメージ―運動とメタモルフォーゼというアニメーションの起源
瞬間に生命を吹き込むこと―アニメーションと写真の間の秘められた対称性
ゴラムとゴーレム―特殊効果と人工的身体テクノロジー)

著者紹介

ガニング,トム (ガニング,トム)   Gunning,Tom
シカゴ大学美術史・映画メディア学科名誉教授。初期映画研究・メディア史研究。厖大な数の論考において多様な映像文化・視覚文化を精力的に論じつづけている
長谷 正人 (ハセ マサト)  
1959年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士課程中退。早稲田大学文学学術院教授。映像文化論・文化社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)