妖精伝説 本当は恐ろしいフェアリーの世界
出版社名 | 原書房 |
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出版年月 | 2022年3月 |
ISBNコード |
978-4-562-05977-5
(4-562-05977-X) |
税込価格 | 3,960円 |
頁数・縦 | 333P 22cm |
商品内容
要旨 |
ヨーロッパでは、妖精は堕天使から生まれたと考えられていた。現代では、妖精はいたずら好きで可愛らしい存在というイメージが流布しているが、かつては世界そのものを破壊する力を持つとされ、人々は恐怖のあまり逃げ出したり、妖精の子孫とされる人々を痛めつけたりすることもあったという。シェイクスピアやジョン・キーツ、また作家のコナン・ドイルなどヴィクトリア朝の芸術家たちによって文学や芸術の分野で幅広く取り上げられている妖精はどのように表現されたのか。人々から恐れられた妖精がどのようにして『ピーター・パンとウェンディ』が登場するティンカー・ベルに代表されるイメージに移り変わっていったのか。数多くの事例や目撃談、民間伝承から妖精の概念がどのように発生し、人々に信じられるようになったかを丹念に考証する。 |
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目次 |
第1章 起源、風貌、場所(死者の霊 |
出版社・メーカーコメント
現代では、妖精はいたずら好きで可愛らしいものというイメージが流布しているが、かつては人々から恐れられる存在だった。シェイクスピアからティンカー・ベルまで、多くの事例や民間伝承とともに妖精のイメージ変遷をたどる。