ふんどしニッポン 下着をめぐる魂の風俗史
朝日新書 864
出版社名 | 朝日新聞出版 |
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出版年月 | 2022年5月 |
ISBNコード |
978-4-02-295159-5
(4-02-295159-1) |
税込価格 | 979円 |
頁数・縦 | 326P 18cm |
商品内容
要旨 |
西洋文明を大和心で咀嚼する和魂洋才をまさに体現した象徴が「ふんどし」ということになる。近代日本の“急所”を150余の写真・図版で明るみに出し、日本人の精神史を内側から紐解いていく本書の試みは、これまでにも増して新しい井上風俗史学の真骨頂であり、まぎれもないパイオニアの意欲作である。ふんどしとパンツの確執から、新しい歴史がほの見えてくる。 |
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目次 |
女はあとまわし |
出版社・メーカーコメント
男の急所を包む大事な布の話──明治になって服装は西欧化したのにズボンの中は古きニッポンのまま。西洋文明を大和心で咀嚼する和魂洋才は見えないところで深みを増し三島由紀夫に至った。『パンツが見える。』に続き、近代男子下着を多くの図版で明るみに出し、論考する。