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なぜ英国は児童文学王国なのか ファンタジーの名作を読み解く

出版社名 平凡社
出版年月 2023年4月
ISBNコード 978-4-582-83924-1
4-582-83924-X
税込価格 4,180円
頁数・縦 341P 20cm

商品内容

要旨

『不思議の国のアリス』『ナルニア国物語』『借り暮らしの小人たち』『くまのパディントン』そして『ハリー・ポッター』まで。時代を超えて読み継がれる児童文学の傑作が生まれる英国。その背景には英国特有の風土や文化、歴史的要因があった。

目次

なぜ英国は児童文学王国なのか
1(ルイス・キャロル―アリスの違和感
エリザベス・グージ―キリスト教文学としての『小さな白馬』
メアリー・ノートン―『借り暮らしの小人たち』シリーズの同時代性
ルーシー・M・ボストン―『グリーン・ノウ』シリーズとその背景
フィリッパ・ピアス―川辺の物語
マイケル・ボンド―『パディントン』シリーズとその背景
ペネロピー・ライヴリー―『時の縫い目』に見る土地の精霊と英国的伝統
ロアルド・ダール―文学論としての『マティルダ』)
2(C.S.ルイスとJ.R.R.トルキーン―インクリングズとその周辺
『喜びの訪れ』と『ナルニア国物語』
『ナルニア国物語』におけるユーモアの重要性
『ナルニア国物語』における〈祈り〉)
3(ロアルド・ダール文学紀行(続)
マイケル・モーパーゴウ―現代英国の国民的児童文学作家
マイケル・ロウゼン―子供と文学の仲介者
J・K・ロウリング文学紀行)

出版社・メーカーコメント

なぜ英国は児童文学王国なのか? アリス、ナルニア国、パディントン、そしてハリー・ポッターまで、名作誕生の背景に迫る。

著者紹介

安藤 聡 (アンドウ サトシ)  
明治学院大学文学部英文学科教授。東京都出身。明治学院大学文学部英文学科卒業、同大学院博士後期課程満期退学。博士(文学)(筑波大学)。愛知大学教授、大妻女子大学教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)