将棋の日本史 日本将棋はどのように生まれたのか
出版社名 | 山川出版社 |
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出版年月 | 2023年6月 |
ISBNコード |
978-4-634-59134-9
(4-634-59134-0) |
税込価格 | 2,200円 |
頁数・縦 | 183,9P 19cm |
商品内容
要旨 |
囲碁は打つもの、将棋は観るものだった?鎌倉幕府は将棋を禁止していた?将棋は男の遊び?将棋倒しができない駒とは?駒の書風の成り立ちは?宮廷文化から、武家、寺社、都市の富裕層へ…中国の象棋はどのように変化して、日本の文化に根付いたのか。 |
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目次 |
序章 現代将棋の下に埋もれた古い層を探る |
出版社・メーカーコメント
中国から伝わった象棋は、日本独自の駒とルールにつくり直され、将棋として根付いていった。平安時代の宮廷で高貴な人々が観て楽しんだ将棋は、寺社で大将棋へと発展し、武家社会でも合戦と結びついた兵戯として、また処世の一つとして広まってゆく。賭将棋に熱中する武士や僧、富裕な都市民も多く、しばしば幕府に禁じられたが、日常的な遊戯となって、現在の40枚制将棋が成立する。出土駒や史料をもとに、日本文化として将棋が形成されていく歴史を明らかにする。