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読まれる覚悟

ちくまプリマー新書 478

出版社名 筑摩書房
出版年月 2025年1月
ISBNコード 978-4-480-68512-4
4-480-68512-X
税込価格 880円
頁数・縦 171P 18cm

商品内容

要旨

小説は、読者に読まれてはじめてその世界が立ち上がります。たくさんの人に読んでほしいと思うのは、小説家の性。でも、いいことばかりではありません。誤読されたり、批判されたり、神様のように祭り上げられたり。そんなときに自分の心を守って、書き続けるための、読まれ方入門。

目次

第一章 本を出したらどうなる?(まったく売れていないようだ
誰にも読まれていないようだ ほか)
第二章 読者との理想的な距離感(誤読されたら
読まずに批判されたら ほか)
第三章 批評との共存の仕方(冷笑されたら
なぜ論理のない批評に傷つくのか ほか)
第四章 ファンダムと生きてゆく(作者=神になったら
作品ごと軽蔑されたら ほか)

出版社・メーカーコメント

小説は、読まれてはじめて完成する。書き手の心を守り、読む/読まれるという営みをよりいっそう豊かにしていくための“読まれ方入門”。

著者紹介

桜庭 一樹 (サクラバ カズキ)  
1971年鳥取県出身、小説家。1999年、「夜空に、満天の星」で第1回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞し、翌年デビュー。『GOSICK』シリーズが注目され、さらに04年発表の『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』が高く評価される。07年に『赤朽葉家の伝説』で第60回日本推理作家協会賞を、翌08年に『私の男』で第138回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)