川あかり
文春文庫 は36−20
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2025年7月 |
ISBNコード |
978-4-16-792389-1
(4-16-792389-0) |
税込価格 | 979円 |
頁数・縦 | 351P 16cm |
商品内容
要旨 |
豪雨で川止めとなった巨勢川の土手に呆然と佇む若侍。藩で一番の臆病者・伊東七十郎が命じられたのは家老の暗殺。川明けになれば勝ち目のない決闘に挑む運命にある七十郎は怪しげな宿でいわくありげな同宿者たちに出会う。個性の強すぎる面々に戸惑いながらもやがてそれはかけがえのない日々となるのだった。 |
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出版社・メーカーコメント
「何度、泣いたことか。何度、笑ったことか。生活に疲れた時、ふと気づくとこの本を手に取っている」──島内景二 豪雨で川止めとなった巨勢川の土手に呆然と佇む若侍。藩で一番の臆病者・伊東七十郎が命じられたのは家老の暗殺。雨が止み、川明けになれば、勝ち目のない決闘に挑む運命にある七十郎は、怪しげな宿で、いわくありげな同宿者たちに出会う。個性の強すぎる面々に戸惑いながらも、やがてそれはかけがえのない日々となるのだった──。「おじいちゃんがよく言うのです。日が落ちてあたりが暗くなっても、川面だけが白く輝いているのを見ると、元気になれる。なんにもいいことがなくっても、ひとの心には光が残っていると思えるからって」(本文より)人の心を震わせる名手による珠玉の一冊。