コカリナ奏者として日本の第一人者である、黒坂黒太郎の最新アルバム。コカリナとは、東ヨーロッパ、ハンガリーで生まれた「木でできたオカリナ」。元は、「桜の木でできたオカリナと呼ばれる東洋ハンガリーの民族楽器でした。今から六年程前、コカリナの第一人者、黒坂黒太郎が日本に紹介。その後、日本の木工家によって改良が加えられ、今のようなコカリナが誕生しました。そして、長野オリンピックの際、オリンピック道路によって伐採されなければならなかった木からコカリナを製作。オリンピック会場で子供たちが演奏することによって、多くの人々に知られることとなりました。今では、日本国中数万の愛好家がいると思われます。小さい子供からお年寄りまで気軽に楽しめるだけでなく、木のやさしい音色をもっているため自然環境を守るシンボル的楽器としても大きな注目を浴びています。6/23には講談社より「コカリナ〜森の精が宿る笛」（黒坂黒太郎著）が発売される。