村上春樹新刊・発売から１週間目で１００万部を突破した記録的大ベストセラー「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」で瞬時に有名になったクラシック名曲『巡礼の年』にまつわるコンピレーション・アルバム。
この『巡礼の年』は作曲家リストのピアノ小品集。小説の中にはこの『巡礼の年』の中のとりわけ「ル・マル・デュ・ペイ」という曲が何度も繰り返し出てきます。そして、『巡礼の年』を弾く３名のピアニスト、ロシア人ピアニストのラザール・ベルマンと、オーストリアのアルフレート・ブレンデル、南米チリ出身のクラウディオ・アラウの名前が登場します。
このコンピレーション・アルバムでは小説に登場する３名の演奏家の「ル・マル・デュ・ペイ」が聴き比べ出来ます。（ユニバーサル　ミュージック）

【収録情報】
・ル・マル・デュ・ペイ（ノスタルジア）（リスト：巡礼の年第1年『イタリア』から）
　ラザール・ベルマン（ピアノ）

・トロイメライ（シューマン：『子供の情景』から）
　アルフレート・ブレンデル（ピアノ）

・ル・マル・デュ・ペイ（ノスタルジア）（リスト：巡礼の年第1年『イタリア』から）
　アルフレート・ブレンデル（ピアノ）

・ジュネーヴの鐘（リスト：巡礼の年第1年『イタリア』から）
・婚礼（リスト：巡礼の年第2年『スイス』から）
・物思いに沈む人（リスト：巡礼の年第2年『スイス』から）
・サルヴァトール・ローザのカンツォネッタ（リスト：巡礼の年第2年『スイス』から）
・ペトラルカのソネット第47番（リスト：巡礼の年第2年『スイス』から）
　ラザール・ベルマン（ピアノ）

・ペトラルカのソネット第104番（リスト：巡礼の年第2年『スイス』から）
　アルフレート・ブレンデル（ピアノ）

・トランペット協奏曲から第1楽章（ハイドン）
　アドルフ・ハーセス（トランペット）