
特典・初回仕様について
「封入特典」以外の商品の外付けとなる特典(ポスターなど)は、本画面で明記されている場合を除き、基本的にお付けできません。
「初回仕様」は、商品名に明記されている場合を除き、発売日以降のご注文でのご指定はできません。予めご了承ください
「初回仕様」は、商品名に明記されている場合を除き、発売日以降のご注文でのご指定はできません。予めご了承ください
商品内容
ディスク枚数 | 1 |
---|---|
収録曲数 | 8 |
演奏時間(全体) | 1時間21分04秒 |
メーカー | 日本コロムビア |
レーベル | 日本コロムビア |
トピックス | ゲームソフト『鬼武者』の音楽「交響組曲ライジング・サン」を手がけた後、11年7月発売の『佐村河内守 作曲:交響曲第1番《HIROSHIMA》』で注目を集めた99年の広島県出身(63年生まれ)、佐村河内守(さむらごうちまもる)の同作に続く作品集第2弾。 |
曲目リスト
ディスク1
- 1無伴奏ヴァイオリンのためのシャコンヌ (大谷康子)
- 2ヴァイオリンのためのソナチネ 嬰ハ短調 (大谷康子)
- 3弦楽四重奏曲第1番 第1楽章 (大谷康子弦楽四重奏団)
- 4弦楽四重奏曲第1番 第2楽章 (大谷康子弦楽四重奏団)
- 5弦楽四重奏曲第1番 第3楽章 (大谷康子弦楽四重奏団)
- 6弦楽四重奏曲第2番 第1楽章 (大谷康子弦楽四重奏団)
- 7弦楽四重奏曲第2番 第2楽章 (大谷康子弦楽四重奏団)
- 8弦楽四重奏曲第2番 第3楽章 (大谷康子弦楽四重奏団)
収録内容
ディスク1
曲 名 | 作曲者 | 演奏者 | 指揮者 | |
---|---|---|---|---|
1 | 無伴奏ヴァイオリンのためのシャコンヌ | 佐村河内守 | 大谷康子 | |
2 | ヴァイオリンのためのソナチネ 嬰ハ短調 | 佐村河内守 |
大谷康子
藤井一興 |
|
3 | 弦楽四重奏曲第1番 第1楽章 | 佐村河内守 | 大谷康子弦楽四重奏団 | |
4 | 弦楽四重奏曲第1番 第2楽章 | 佐村河内守 | 大谷康子弦楽四重奏団 | |
5 | 弦楽四重奏曲第1番 第3楽章 | 佐村河内守 | 大谷康子弦楽四重奏団 | |
6 | 弦楽四重奏曲第2番 第1楽章 | 佐村河内守 | 大谷康子弦楽四重奏団 | |
7 | 弦楽四重奏曲第2番 第2楽章 | 佐村河内守 | 大谷康子弦楽四重奏団 | |
8 | 弦楽四重奏曲第2番 第3楽章 | 佐村河内守 | 大谷康子弦楽四重奏団 |
おすすめコメント
「交響曲第1番」がリリースされ大きな話題を巻き起こした作曲家・佐村河内守。大編成オーケストラ作品に続いてお送りするのは、最小限の編成によって構成された弦楽作品集です。バッハの歴史的傑作以来、不可侵の形式とされてきた「シャコンヌ」への挑戦をはじめ、前衛的書法と清廉な調性が交錯する弦楽四重奏曲など、佐村河内の才がすみずみまで感じられる作品群を収めました。東京交響楽団コンサートマスター大谷康子が心底の共感を持って作品と対峙した、鬼気迫る演奏も聴き所です。
★佐村河内守作品集の第2弾。現代の作曲家による「非現代音楽」的作品の可能性を問う、意欲作。
★《シャコンヌ》は、バッハによる歴史的名曲以来、神聖にして冒すべかざるジャンルと思われてきた、「無伴奏ヴァイオリンのためのシャコンヌ」に、佐村河内が真正面から挑んだ作品。正にバッハを髣髴とさせる第一主題は、先に作曲されたソナチネ・嬰ハ短調の第二主題から派生したもの。シャコンヌの変奏曲形式を踏まえつつ、ヴァイオリンのあらゆる奏法を駆使しながら、バロックではありえない遠隔的な転調、激しいテンポ変化など斬新で現代的な内容が、最初のテーマ(バッハに倣い、最後に回帰する)と見事な融合が図られた、極めて現代的なシャコンヌである。東京交響楽団のコンマス大谷康子さんによって委嘱された。2012年1月世界初演予定。
★《ソナチネ》は、先天性四肢障害(右上腕欠損)で生まれた少女(大久保美来:11歳)のために作曲。大久保美来ちゃんは、ヴァイオリン演奏用の特殊な義手の先に弓を装着し、見事にヴァイオリンを弾きこなす。佐村河内と師弟契約を結んだことを機にプロのヴァイオリニストを目指すことを決意した。
★2曲の《弦楽四重奏曲》は、もともと3連作として構想されながら、第2番を書き終えた時点で完結してしまったのだという。この第1番と第2番は非常に対照的で、第1番は佐村河内にしては極めて“現代音楽”的な書法が多用されており、無調的、超絶的、前衛的な筆法も厭わない。それに対して第2番は全楽章がアダージョで調性的にも旋律的にも美しく清廉な印象をもたらす。この著しいまでのコントラストはいうまでもなく絶大な効果と説得力を生む。調性音楽を基盤にした佐村河内だからこそ出来る究極のコントラストである。テーマやモティーフは徹底的に活用され、そして結果として有機的に全体を関連付けている。