瀬戸内寂聴訳の「源氏物語」を上原まりの語りと琵琶演奏でCD化

日本朗読文化協会の名誉会長であり、
文化勲章を綬章した瀬戸内寂聴訳の大ヒット作品「源氏物語」を
上原まりの語りと琵琶演奏でCD化。6枚同時発売です。

2008年は「源氏物語」の記録（11/1）から1000年を迎えます。
ドナルド・キーンや梅原　猛，そして昨年文化勲章を授賞した
瀬戸内寂聴各氏らの呼びかけで来年の「千年紀」に向けての催し物や
11月1日を「古典の日」とする等の話がでています。

源氏物語の訳本はかつて与謝野晶子や谷崎潤一郎・円地文子・田辺聖子等
多くの方々が出していますが，
この企画では大ベストセラーになった瀬戸内寂聴訳「源氏物語」（講談社刊）を脚本化して
筑前琵琶奏者の上原まりによる語りと琵琶演奏でＣＤ化したのを6枚発売。
寂聴氏から「平家琵琶があるのに源氏琵琶がないのはおかしいと思わない？
あなたが源氏琵琶を完成して私の源氏物語を最後まで語って頂戴・・・」と言われた上原まり…
その演奏と語りは千年前の“雅”と“華麗”なる王朝の世界へと誘います。

もう一つの企画は寂聴訳「源氏物語」（講談社刊）から9作品をピックアップして朗読で収録しました。
このアルバムでは日本朗読文化協会の名誉会長でもある寂聴氏に
「源氏物語の魅力」を語っていただき音源を2枚組のＣＤに挿入。
鑑賞用として又これから朗読を志す人のテキストとしても最適のアルバムになっています。