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これでいいのか岩手県 南北格差に喘ぐ素朴で我慢強い岩手民

出版社名 マイクロマガジン社
出版年月 2015年9月
ISBNコード 978-4-89637-530-5
4-89637-530-0
税込価格 1,430円
頁数・縦 139P 26cm

商品内容

目次

南北格差に喘ぐ素朴で我慢強い岩手民―南部VS伊達のプライド対決勃発中!
第1章 逆境から立ち上がる岩手県の歴史
第2章 岩手県ってどんなトコ?
第3章 県都・盛岡を擁する県央の独立不羈精神
第4章 発展しているのにダメな県南の大きな悩み
第5章 まとまりのなさは県下随一!?いつまでたってもバラバラな沿岸北部
第6章 復興、復興、また復興!そのカゲに埋もれる沿岸南部の大問題
第7章 我慢しなくていい岩手になるために

出版社・メーカーコメント

「地域批評シリーズ」東北の第6弾目にあたる岩手県。日本の都道府県としては、北海道に次ぐ2番目に広い総面積を誇るのですが、可住居面積の割合は約24%(全国40位)と低く、内陸部と沿岸部に人口が集中し、あとはだだっぴろい平地と山があるだけ! 県内全体が豪雪地帯に指定されており(特に藪川は真冬に-30度を記録することもある)、本州最寒地としても有名です。また、南北の所得格差に代表される、典型的な「南北問題」も起こっており(北上市など県南部では著しい経済発展により所得水準も大きく向上しているが県北の中心都市である二戸市や久慈市では所得水準が低いまま)、県は今も根本的な解決策を見い出せない状況です。近年では、NHKの朝ドラ「あまちゃん」のロケ地として、久慈市が一瞬だけ注目を集めましたが、そのブームも終わり元の寂しい姿に戻ってしまいました。そんな現状を、故郷を「イーハトーブ(理想郷)」と称した宮沢賢治が見たらどう思うでしょう……。東北を代表する理想郷(?)、岩手の現状とこれから進むべき未来を、様々な角度から熱く語り尽くす一冊です!

著者紹介

岡島 慎二 (オカジマ シンジ)  
1968年生まれ。ギャンブル系から学術系まで何でもこなすライター兼編集者
土屋 コージン (ツチヤ コージン)  
1969年生まれ。編集者・ライター・ローカルフィールドワーカー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)