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明文堂書店のレビュー |
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掲載レビュー全324件 |
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島本理生、大好きな作家さん。賛同者は少ない。分かりにくいのか面倒くさいのか。第145回直木賞候補作。本作が受賞するべきだったと今でも思うほどの傑作。個人的には受賞した作品より抜群にいい作品です。池井戸さんすみません。どうか上巻で止めずに下巻まで読んでください。読み切って黒江の辿り着いたひとつの理解に辿り着いて理解してほしい。彼女の作品を読んだ後は暫く何も読みたくなくなる。 (2014年02月13日) | ||
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衝撃の問題作。詠んではいけない見てはいけない触れてはいけない。これは本当に穂村弘の作品なのかと驚きつつもページ止められない中毒性を感じた。 (2014年02月13日) | ||
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11月22日大安、4組の結婚式が行われようとしていた。この4組とウエディングプランナーの人間模様をお馴染みのグランドパレス方式で丁寧かつスリリングに描いている。ドラマ化もされた傑作結婚式小説。美人双子姉妹の愛憎、わがまま大崎さんとプランナー山井さんとの浅からぬ関係、リンゴ殺人事件(笑)の阻止だったりダメ男のダメダメなところとかダメダメなところとか…さすが辻村深月、これでもかと盛り込んでそれぞれに感 …続きを見る (2014年02月13日) | ||
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幻想シリーズ3作目。シリーズとはいえ2作目同様独立しているので前作を読んでいなくても大丈夫。ただ今回は登天さんや鬼塚さんが出てくるので「郵便局」を読んでいたら一層愉しめます。年齢不詳の美女・猩子さんが営む日記堂。そこで何故かバイトすることになった友哉。シリーズ最大のファンタジー、青春ありホラーありミステリありの幻想小説。「xxxHoLic」と相通じるものを今回は感じました。 (2014年02月13日) | ||
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これまでもハニートラップ、詐欺、宗教、臓器密売と様々な情報戦を扱ってきたが今回はサイバーテロ犯罪。ATM不正引き出し、預金消失、バチカンも絡んだ宗教団体の闇そして聖戦へと繋がっていく。ハイテク捜査の応酬がスピード感溢れ心地よいシリーズ第五弾。 (2014年02月13日) | ||
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ライドノベル作家が主人公の作品。最近、本当に多くて正直またかとウンザリしてしまった。しかも超長文タイトル。業界もネタ切れかと思いながら読み始めたら、そこはさすが時雨沢恵一、面白かった。キャラクターやプロットの作り方、校正と校閲の違いややり方など所謂、作家業について分かりやすく書かれており続きが気になる。冒頭、タイトルそのまま首を絞められているところから始まるのだが、どうしてそうなったのか気になる。 …続きを見る (2014年01月16日) | ||
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オレがオマエで、オマエがオレでというよくある入れ替わりだと思って読み始めたら違っていた。3年経っても入れ替わったまま他人の目で見る自分の思春期が切なくてもどかしくて淡い青春です。話題沸騰中のWEBコミック。発売している2巻まで一気読みでした。3巻は入れ替わり6年目の高校生編、夏発売が今から待ち遠しいです。 (2014年01月16日) | ||
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命の大切さだとか押し付けてくるよくありがちな感動の話ではない。寿命を30年、1年につき1万円で買い取ってもらった男の死ぬ3日前までの話。良くも悪くもWEB小説。著者の言い回し嫌いではありません。描かれていない最後の3日間を想うだけで幸せな気分になる。 (2014年01月16日) | ||
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青春ミステリの決定版ハルチカシリーズ第4弾。単行本が2012年刊行だったので来年の夏頃、夏文庫に合わせて文庫化すると予想していたので嬉しい驚きでした。前作、空想オルガンの出来が素晴らしくその水準をキープするのは難しいのではと思っていたが、日本推理作家協会賞の候補に選ばれたことからも分かるように前作以上に本作はよかった。タクシーの中で奇行を繰り返すハードロッカー、それの意味するところを推理する「失踪 …続きを見る (2013年12月28日) | ||
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宮本信子さんでドラマ化希望です | ||
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双葉社は本当にスゴイ出版社。小説推理に掲載されたものは派手ではないが心にガツンときて波長が合うのか好きな作品が多い。本作もタイトルが「太陽おばば」でヒットしなさそうな感じがプンプンするけど自分の中の何かに手に取って読めと訴えかけくるパワーを感じた。「太陽おばば」こと耶知子さんが人の死についての諍いに関わりそれらを解決していく連作短編。軽妙な語り口でサクサク読めて亡くなった人、遺された人の想いが心に …続きを見る (2013年12月21日) | ||
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日本経済新聞が恋愛小説。この違和感は半端ない。ただあの富士見書房が時代小説を出すのだからそれくらいでは驚いてはいけないのかもしれない。5、6年前は、まだケータイ小説に勢いがあり本作でもその頃の書店が描かれている。現状、ケータイ小説のブームは去りましたがボカロ小説やWEB小説がランキングを席巻するくらい市民権を得ています。売れる本と売れない本の格差がより一層激しくなり、かなりよい本でも誰の目にも触れ …続きを見る (2013年12月20日) | ||
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乙一らしさとらしくなさを同時に愉しめる6つの短編。ネットでアイディアを募って送られてきた小説をリメイクして書かれているので普段だったら絶対書かない話だったり展開がある。また非常に著者っぽい話の中にも、いつも以上にきゅんとする甘さがあったりしていろんな魅力を味わえる。 (2013年12月16日) | ||
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アニメ好きのお兄さんたち、この本には魔法少女は出てきません。「悠木」「まどか」といっても「碧」や「鹿目」とは全く関係ありません。小5の百円チーズバーガーズこと三バカトリオと美少女・悠木和による青春一歩手前小説。マッテルバーガーのバーガー探偵こと篠原さんや謎のオーストラリア人・ノーワンさん、軍服女子の根本さんなど強烈で魅力的な大人たちが学校や塾の勉強より大切なことを軽妙な語り口で教えてくれる。タイト …続きを見る (2013年12月14日) | ||
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久しぶりの、そして最後のノーブルチルドレン。完結した物語のサイドストーリーは賛否両論がある。それでも麗羅や歩夢の話は最終巻【ノーブルチルドレンの愛情】を補完する上でも読んでほしい。緑葉の魅力も炸裂しており吐季だけが目立たない短編集。 (2013年12月05日) | ||
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「おもいで質屋」子供たちに想い出を担保にお金を貸してくれる魔法使いがいるお店。20歳までに取り戻さないと想い出は返ってこない。里華や遥斗の魔法使いとの関わり方や変化、想い出を通して忘れていたあの頃が蘇ってくる。まるで魔法使いに預けていた想い出を返してもらったような気になる心温まるストーリー。 (2013年12月05日) | ||
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極度の人見知りで泣き虫で何もないところで転んだりする高校1年生・相馬いと。津軽訛りがかわいい。メイドカフェでのヘタレっぷりがかわいい。ラストの三味線の演奏が格好いい。いとの演奏時のあるクセについてのくだりは、ホロリとさせられた。誰もが応援したくなる新ヒロイン登場です。「陽だまりの彼女」が大ヒットしたから仕方がないと分かっているのですが、今回も西島大介さんがカバーを担当されています。それだけが残念で …続きを見る (2013年12月05日) | ||
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ママレード・ボーイ完結から18年。もうそんなに経つのか…まさか続編があるとは…遊の妹・立夏と光希の弟・朔(遊の弟でもあり光希の妹でもある…ちょっと複雑)一緒に住んでいるけど当然、血は繋がっていなくて名村と茗子の息子・碧も加わり…というところもママレっぽくて新作なのに懐かしい。銀太や悟史も登場し次巻は亜梨実登場か? (2013年12月05日) | ||
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マンガは絵が9割だと個人的に考えている。まず絵が巧くないと手に取ってすらもらえない。ただ例外的なジャンルがある。ノンフィク系やテーマが社会性の強いものの場合、絵が巧すぎるとそれが逆に枷になる。本作もうまい具合にヘタでストーリーの邪魔をしておらず読んでいて息苦しくなるくらい感情移入する。耳の聴こえない少女・西宮硝子が転校してきたことによりクラスの状況は変化し将也の人生も変わってしまった…こんなにも切 …続きを見る (2013年12月04日) | ||
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柚木麻子の魅力満載。読者の期待のハードルが「ランチのアッコちゃん」で高くなった今読んでも面白い。個人的には、こちらの方が好きです。稲荷寿司、甘食、ハイボール、ラー油を手掛かりに女子校からの友人4人が問題解決に挑む。特にラストのおせちは、ハラハラドキドキ息をもつかせない展開。4人それぞれに魅せ場があり予想通りの展開にも関わらず読者を醒めさせない見事な纏め方はまさに横綱相撲。自信を持ってオススメできる …続きを見る (2013年11月27日) | ||
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他の警察小説とは一線を画している。推理だけは超一流のドジッ娘メガネ美少女、しかもキャリア。その設定いくらなんでも盛り過ぎだろと思わずツッコミを入れたくなるくらいマンガ的にも関わらずキチンと警察小説として読ませる。さすがミステリ作家です。まさにブレイク寸前。何年も前から追っ掛けている立場としては嬉しくもあり…な複雑な気分ですが、刊行ペースが早くなるのは読者としてありがたいことです。 (2013年11月18日) |
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