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藤乃屋書店のレビュー |
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掲載レビュー全47件 |
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推理小説よりもドキドキするほんとうの怖い話! | ||
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「私の祖父は、実行犯なのか?」という疑問から話が展開します。教科書にも名前の出てくる、吉田茂、佐藤栄作、白洲次郎といった人間が、児玉誉士夫、田中清玄、笹川良一らの力を借りて歴史を動かす結びつきを追求する作者の情熱に私は強く心を魅かれました。自分も殺されるかもしれないという思いを秘めながら、下山事件に関わったと思われる特務機関や諜報員に直接インタビューしていく。彼は命がけでこの本をつくりあげたことになります。小説でもないのに「日本冒険小説協会大賞」「日本推理作家協会賞」をW受賞している推理小説のようなドキュメント作品です。(ミシマ社『THE BOOKS』より転載) (2013年03月11日) | ||
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18人ものドイツの家庭のキッチンを引き出しの中まで詳細にレポート。利便性が高くかつ美しく見せる収納は必見。すぶにでもマネしたい収納ばかり。愛情のこもったキッチンからは家庭のありがたさが溢れていました。私達の暮らしを豊かにしてくれる料理のレシピやドイツの知恵がたくさん詰まった一冊です。/小林幸子 (2012年06月19日) | ||
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ネガティブな話ばかりで、閉塞感の漂う日本。やりたいことが見つからず、何をしたらいいのかわからないという人は数多くいると思います。それでも、人生を切り拓いていけるのは自分しかいない。周りがかわるのではなく、自分が変わらなければ。自分の人生を生きるための一歩を踏み出す勇気を生み出してくれます。/小林康人 (2012年06月19日) | ||
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47都道府県の高度500メートル以上にある一等三角点の写真とデータ、そしてその三角点までの道程が記載されています。三角点は国が地形図を作成する基として設置したもので、その中でも最初に測量され設置されたものが「一等三角点」で、現在全国に975点存在します。あなたの県から順に一等三角点を探してみてはいかがですか。 (2012年02月17日) | ||
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千葉県柏市立高等学校吹奏楽部はコンクールの常勝校だ。その秘密は完璧な人間教育にある。吹奏楽部顧問の石田修一は音楽を通し生きていく中で大切な事を根気よく教育しているのだ。生徒は絶対的な信頼を置いている。こんな先生が沢山増えれば日本の教育の未来は安心である。教育に携わっている人は勿論、子育てに奮闘中の方にも読んで頂きたい。 (2012年02月17日) | ||
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「考えが浅い。もっと良く考えろ!」と言われ、これ以上どう考えればいいの? と思った人は多いのでは? そんな私達に、身近なニュースから考えるための方法論を教えてくれます。社会人も学生も自分の考えをしっかり持ったカッコいい大人になろう! 新しい年を迎える前に読んでおきたい1冊です。 (2011年12月20日) | ||
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自然と獣と人間の4編の短編集。漂う「死」の空気を感じながらも、自然と受け入れて読み進めていける。神話の世界へと足を踏み入れたように現実と異世界との境界が曖昧になり、自分も知らない世界を見てきたような気持ちを味わえます。読み終わったあとに深い余韻を受ける、ダークファンタジーの真髄です。 (2011年12月20日) | ||
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あの127万部突破の大ベストセラーが進化した!「好き」な学校の教材を入り口に、さらに89種を追加し、今の時代に求められる職業を詳細に紹介している。すべての13歳は、無限の可能性を持っていると感じられる本です。 (2010年04月01日) | ||
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ダイエットのことを考えると憂鬱だという方、急がば回れとはこの事、実践の前にまずこの本をお読み下さい。知識不足を補えばより効果的なダイエット効果が得られるハズです!そもそも体重を落とすとはどういう事?という基本的な疑問から、筋肉のメカニズムや効率的な運動方法まで、最新の情報で本当に分かりやすく解説されている。健康的な生活を維持したいと願う人の為の、知識が身につく新しいダイエットの教科書です。 (2009年12月02日) | ||
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「人間なんて」一曲を2時間アンコールし続けた若者に答えて熱唱したときからブレイクが始まった吉田拓郎は、若者達にフォークの叫びと云う形で心の中に訴えかけていった。若者が憧れ、いかにして拓郎に魅了されていったのか、作者自身が再認識していく。「つま恋」に5人の若者を集めたそのエネルギーの源泉は何か。今の若い世代もこの本の中からその情熱を感じ取っていくことができるだろう。 (2009年11月30日) | ||
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幸福という言葉に警戒心を感じる方にも、是非。 | ||
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この資本主義社会に生きる人々は皆、漠然とした不安を抱えて生きている。 不透明な未来と、一所懸命もがいても真実にありつけない自分への焦燥感。 不安産業とコンプレックスビジネスが大盛況なこの世の中と、一体どう関わって行けば幸福になれるのか。 保険や投資、年金・医療などを切り口に語られる著者の主張は、自由だが論理的でおしつけがましくなく「僕は、こう思うけれど、あなたは?」というスタンスが心地よい。今まで思考放棄していた人生における重要案件について、考えるきっかけを与えてくれる。肩の力を抜いて読める、人生計画のたて方基礎講座です。 (2009年10月17日) |
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ネガティブタイトル群像劇シリーズ第3弾!!! | ||
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毎回登場人物も背景も違うので飽きずに楽しめます。 議員、女子高生、主婦、公務員、セールスマン・・そろぞれの主人公にスポットがあたり、少しずつ小出しに語られていく。彼らの生活がヤクザ、拉致、宗教、生活保護受給者、悪友などの外的要因に影響されて、人生の歯車を少しずつ狂わせていく。描かれているのは、自分にもいつか起こりうる目を反らしたい現代社会の現実。登場人物の細かな心理描写により、どの主人公にもつい感情移入してしまう。本を読み終わるまでは一人一人の行く先が気になって、仕事も手につきません。人は良くも悪くも影響し合ってしか、生きて行けない。思い通りに行かない事があっても、感情は押さえめにして事実を受け入れて、あとはなるようになる!というポジティブさが伺える。 物語のラスト、皆の狂った歯車が一体どうなるのか、想像しながら読んでください。 (2009年10月13日) |
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実は松本清張、初めて読みました。 | ||
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書店員としてお恥かしいのですが、今まで松本清張の作品を読んだことがありませんでした。 読んでみようと思ったことは何度もあるのですが、「難しそう…」「堅苦しそう…」「色々ありすぎてどれにしよう…」等となかなか踏ん切りがつきませんでした。 今回「点と線」を読んでみよう!!と思ったのは、新潮文庫の帯での松本清張累計販売部数が第2位と書いてあり、本も薄めだったので読みやすいかなというちょっと不純な動機で読み始めました。(1位の「砂の器」は上下巻のため、今回は見送りました。) 思い込んでいた「難しさ」「堅苦しさ」は全然無く、とても読みやすかったです。この「点と線」でも、先入観から来る「思い込み」が重要な要素を占めていて、読み終わったあとに自分でちょっと反省しました。 こんな松本清張初心者の私が言うのもなんですが、まだ読んだことの無い方には先入観を捨てて、是非読んで頂きたい作品です。 (2009年06月25日) |
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私にも4才の娘がいるのですが、今まで知らなかった目からウロコの情報がたくさんありました。初めての子育ては手探り状態で不安だらけ。突然熱が高くなったり、食事を戻したり・・・。そんな新米ママの心強い一冊になるはずです。病気に対してあわてることなく、正しい知識と対策を身に付けられることがたくさん書かれています。読み終わった後には、ママ友や妊娠中の友達に絶対おすすめしたくなる一冊ですよ! (2009年08月05日) | ||
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人類は太古の昔より水辺に住みついてきた。昔の人々は生活用水となる湧水を大切にし、崇めていた。そのため、湧水の存在はもっと見直されてしかるべきであると著者は語る。私が住んでいる大田区周辺にもこんなに湧水があるのかとびっくりした。東京には、なんと百余の湧水があるという。夏には、この書を手にせせらぎを散歩しながら地球の脈動ともいえる湧水を訪ねてみてはどうだろうか。 (2009年08月05日) | ||
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様々な想像を喚起させる、このお洒落なタイトルに惹かれて手にとった。 ’D’が複合って?どういうことだろう。 何十冊と書店に並ぶ著者の作品の中からどれを選ぶかは、’直感’に頼らない限り、多すぎて時間がかかりすぎてしまう。これだけ沢山ある彼の作品を選ぶ場合は、平台に並ぶ超有名作で安全圏狙いの選び方もいいけれど、背表紙の棚からそこにあるたった1冊を選ぶといった自分だけのプレミア感が、その小説の面白さのオリジナルスパイスになる。 これが例えば、『Dの複合殺人事件』とか『Dの暗号』というような、物語の内容を容易く想像させる表題だったら、この本は手にとっていなかったかもしれない。 流行らない小説家・伊瀬の身近で2人の人物が不慮の死を遂げる。ある旅行雑誌に連載することになった自らの随筆が、その死に絡んでいるのでは、と気づいた頃には時既に遅し。偶然ながらまことに奇妙な話の複合が、伊瀬と読者を事件の渦中へと巧みに巻き込んで行く。 浦島太郎と羽衣伝説の説話や、見たものすべてを計算せずにはいられない数学狂の女の話がこの推理小説を彩っていて、とても面白い。 そして”Dの複合”というタイトルの謎を解き明かしたい方は、是非読んで頂きたい。 なるほど!そういうことか!と思うはず。 (2009年06月25日) |
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人によっては、小説が面白いだけで良い。その作家の人生などは知りたくないという考えを持っている人もいるが、その作品を読んで、どうしてこの様な終わり方をするのだろうかと疑問が沸く時「半生の記を」読んでいれば、彼の心の底が現われていて納得出来ることもある。 「半生の記」は、彼の作品を読み解くカギにもなるが、この作品自体一つの物語であり、我々が考えさせられる行き方の指針を示す、素晴らしい文学作品だと私は思う。 彼自身にとっては思い出したくもない、みじめな苦労の連続の半生であるという思いがあるようだが、この作品を読んでみれば、彼がこれだけ小説を書ききれたのは、この半生で培ってきた生きるための努力、親や子供、家族のために働き続けたというその根気強さが小説界に入っても持続される、根底の力だったのだろう。 「半生の記」も「文学」としてみるならば、清張作品群の中では高く評価されていい作品の一つだと私は思っている。 (2009年06月25日) |
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人間失格を読むのであれば、それ相応の覚悟が必要だ。 いや、むしろ覚悟せずに読んだ方が良いのかも知れない。 まったくの自然体で、ひとつの先入観もなく、純粋に、読む。 そうして、少しでも目をそらすと一瞬の内に崩れてしまいそうな緊張感を読む。 この人間失格にはそれほどの圧倒的なリアリティと力強さがある。 人間とは何なのか。人間と人間のつながりとは何なのか。 人間の恐怖、人間のエゴ、人間の欲望。 世の中で一番恐ろしいのは、その人間。 その恐怖こそが主人公「葉蔵」を幼少の頃よりいびつに歪ませていく。 しかしフィクショナルに表現しているとはいえ、 その「葉蔵」こそが太宰治自身であるということが、 人間失格全編に漂う、この薄氷の上を行く危うさのような緊張感を生んでいるのだ。 人間失格は現代に生きる人々への痛烈なアンチテーゼにも思えてくる。 それほどの普遍性を持って人間失格は僕達に迫ってくる。 一文字たりとも見逃せない太宰治最後の作品は、 “人間”太宰治をさらけだした作家の勇気だと思う。 (2009年06月25日) |
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著者の恩師である鈴木鎮一は、世界にスズキ・メソードを広めた。91年にはイギリスの雑誌で「20世紀を作った1000人」に選ばれている。他にも海外で様々な賞を受賞している、知っておきたい日本人の一人である。著者の生い立ちでの人生教訓や、鈴木氏の教育の熱心さは子育てをしている親御さんにも大に勉強になる。幼児教育での才能開花など、音楽に特に興味がなくても読んでおきたい一冊であると言える。 (2009年04月24日) |
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勉強することの大切さを教えてくれます。 | ||
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50万部突破のベストセラー『「1日30分」を続けなさい!』の続編。今度は、勉強する大切さを読者に語りかける形でわかりやすく書かれています。あきらめずに毎日コツコツ続けることの大切さがわかり、子供の「どうして勉強しなければいけないの?」という疑問に対しての一つの答えとなる本だと思います。小学校高学年以上の児童・学生を対象としていますが、是非親子で読んで頂きたい本です。 (2009年04月24日) | ||
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掲載レビュー全47件 |
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