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増田書店のレビュー |
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掲載レビュー全61件 |
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北海道のある市。五期目を勤める市長が少しずつ財政を悪化させ、その債務を隠し続けている。すでに市は瀕死の状態であるのに、さらに六期目も目指す市長。「このままこの市を死なせるわけにはいかない」と最年少市議と数名の仲間たちが立ち上がり、市長選へと戦いを挑む。政治に勧善懲悪はあるのか、それとも大きく歪んだうねりに飲み込まれてしまうのか?財政破綻した夕張市と比較しながら進んでいくストーリーが、作品のリアルさを引きたたせる。まさに読み応えあり!の一冊だ。 (2010年10月08日) | ||
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年齢を重ねるとともに増える口内トラブル。歯や歯茎の疾患は食生活上の不便だけでなく、体全体の不調につながるケースも少なくないとか。奥歯が一本なくなると咀嚼効率がかなりさがるとは驚き!本書はあらゆるトラブルの予防法や治療法を紹介。あらためてブラッシング法などを読んでみると「知ってるつもり」だけだったなぁ、と歯磨きの基本を見直すいいきっかけにも。(2010年6月3日) (2010年06月03日) | ||
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「夢なんかもっても仕方ない」「かなうわけない」…といまいち人生に積極的になれない人に送るエール的一冊。若くして生命保険会社のトップセールスマンに上り詰めた筆者である林正孝氏いわく、「たった一度の人生。夢を持たないでどうする!」とその思考はどこまでもポジティブで前向きだ。ちなみに「夢がない…」人は『どのように臨終を迎えたいか?』を考えてほしいとのこと。逆算する中で自分の人生が見えることもあるのかもしれない。(2010年6月3日) (2010年06月03日) | ||
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本書は北は北海道から南は沖縄までのご当地ソングを集めたもの。 ご当地ソングといってもその切り口は歌詞や歌のタイトルだけではなく、歌手や作詞家・作曲家らの出身地やその地のかかわりにいたるまで様々なところが面白い。 また「千世帯あたりのピアノ所有台数1位」(群馬県)「羊羹の世帯あたりの購入額1位」(佐賀県)など、各県についてのレアな情報も掲載。 民謡、童謡・唱歌、演歌、ポップスまで延べ3270曲のタイトルと歌に関するエピソードが掲載された圧巻の一冊だ。 (2009年09月30日) |
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著者である辻政信は第二次世界大戦中、ガダルカナル島における日米戦を指揮した人物である。 炎天下のジャングルの中、気迫だけでただただ前に進もうとする兵士が、ひとりまたひとりと命を落としてゆく悲惨な描写は改めて戦争の醜さを物語る。 ちなみに辻氏は戦後衆議院議員さらに参議院議員となり昭和36年東南アジア付近へ向かいその後消息を断ち、現在も不明。 (2009年09月30日) |
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この本で紹介するパンの大きな特徴は、こねる時間がたった3分ということ。通常のパン作りは、こねる時間やこね方がおいしさを決めるイメージがあるため、ちょっと目からうろこかも。ゆっくり冷蔵発酵をさせるので、時間のある時に作っておいて、焼きたいときに焼ける、というのも忙しい現代人にはぴったり。天然酵母から作るパンは、本来の味を楽しめる素朴なものが多いが、パンにあったお料理や、ディップのレシピもあり、ブランチや簡単なおもてなしにも使えそう。 (2009年06月03日) | ||
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嵐の夜に出会った奇妙な若者。「小説家」である主人公は、野次馬根性から彼を家に招きいれ、妻とともにその平凡かつ奇妙な半生を聞くこととなる。狂気さえ感じさせる男の告白ははたして夢か現か―。気鋭作家藤谷治氏による新刊。ちなみに藤谷氏は、様々な職種を経て現在は東京・下北沢にある書店のオーナー店長でもあるとか。著者自身の経歴も興味深い。 (2009年06月03日) | ||
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「婚活」なるものにいそしむ世代が増える一方で、真剣に離婚を考える夫婦も覆い世の中。浮気や酒乱、ギャンブルなどの決定的な理由ではなく、なんとなくうまくいかない…とちょっと悩めるご夫婦におすすめなのが本書。たった3つの習慣をお互いが身に着けることで夫婦仲があっという間にしっくりいくんだとか。少しの気配りや努力が実は結構大事なんだろうな、と実感できる一冊。 (2009年03月05日) | ||
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主人公森崎友里子は小学5年生。中学二年の兄の大樹が、クラスメートを突然刺し失踪してしまう。原因は「いじめ」とささやかれていたある日、友里子は兄の部屋にあった赤い表紙の本に出会い、兄が「英雄」にとらわれたことを知る。黄衣の王、無名の知、オルキャスト―聞き慣れない言葉にとまどいながらも兄探しの旅に出るが、友里子を待ち受けていたのは…。2007年1月から毎日新聞の夕刊に連載された宮部みゆきの最新作。まさに大人のファンタジーの真髄! (2009年03月05日) | ||
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会話術とはその目的によってさまざまなのだろうが、本書は人と心をつなげることを基本とした会話テクニックを紹介している。幕末の志士である坂本龍馬は人とは決して議論をしなかったそうな。その理由とは−?なるほど!と思わせるのは「相手のことが嫌いな場合の会話の仕方」。こっちが嫌いでも嫌われるのは得策ではない、という前提での会話法はまさに明日から使えそう。 (2008年12月03日) | ||
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本書には「眠れる森の美女」「赤ずきん」など、古くから語り継がれてきた寓話が長編と短篇併せて50話余り収録されている。これらは口伝で伝えられてきたもので、本書の著者シャルル・ペローによって編纂され、それぞれに教訓が付け加えられた。これら教訓は、大人でさえも時にハッとさせられる。冬の寒い夜、子供に毎晩一つずつ読み聞かせる−そんな使い方もおすすめ。 (2008年12月03日) | ||
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その名の通り、どの料理のレシピもたったの一行。たとえば「にらたま」なら「茹でて切ったニラと、玉子の黄身を醤油で和えます」だけなのだが、できあがりの写真が何ともおいしそう!これからの季節ぴったりのお鍋や〆のごはんものもやはり一行レシピで紹介されており、一杯飲みながら作りたくなる一品ばかり。著者選りすぐりの日本酒も掲載。ちなみに全てのレシピが英訳されており、外国人に差し上げても喜ばれそう。 (2008年09月03日) | ||
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何十年もかけて個人資産を築き上げたいわゆる「お金持ち」と対称的に、わずか数年で数億の資産を稼ぎ出した層を「ニューリッチ」と呼ぶそうだ。巨万の富を手にした彼らは、さぞ贅沢三昧の毎日を送っているのだろうかと思いきや、彼らが望むのはブランド物や高級車、はたまたクルーザーや海外旅行…ではないらしい。成功を手にした彼らが本当に望むものとその苦悩は何か。真の豊かさについて考えさせられる一冊だ。 (2008年09月03日) | ||
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「失言が多い」「KYといわれる」「どうも話が伝わらない」…こんな経験のある人におすすめしたいのが『フィンランドメソッド実践テキスト』。フィンランドメソッドとは、フィンランドの教育法。その特長のひとつが「異文化の人々にいかに自分の考えを伝えるか」。それに必要なテクニックをフィンランドにおけるカルタという手法や、四コママンガを用いながら身に着けていく。ちなみにOECD(経済開発機構)が行っているPISA(生徒の学習到達度調査)でフィンランドは常にトップ。詰め込み教育とは異なるフィンランドメソッドを体験してみませんか? (2008年06月04日) | ||
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幼いころから「中国が気になって仕方がない」という著者が大学生だった20年前。交換留学生として香港に渡り、そこからアメリカ人の友人マイケルと中国に旅に出た時の回顧録。列車を乗りつないで大陸を渡って行きながら、真の中国を肌で知っていく。中国がまさに転換期をむかえつつあったその時期に、学生だった著者はそこに何を見たのか。原寸大の中国がここにあります。 (2008年06月04日) | ||
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夜の上野・アメ横を舞台にした石田衣良の最新作。アメ横に生まれ育った26歳の幼なじみ3人組。今の仕事や状況に不満を持ち、パッとしない毎日を送っていたが、ひょんなことからアメ横をパトロールすることに。次々起こる珍事件を解決し、また夜の街に帰っていくガーディアン(守護天使)たち。地元や仲間を愛する若者の姿がさわやかに描かれ、読後はほんのり爽快感が味わえる。 (2008年03月05日) | ||
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心の病から、自分の手首を切る行為を繰り返すリストカット症候群。本書は同症候群から立ち直った漫画家のたなかみるさんや同じ悩みを持つ人々の体験を紹介。精神科医の西側充宏氏も「切る人とそれを取り巻く人たちへのアドバイスと応援の思いこめて」と、医学的見地から各章にコメントを寄せている。深刻なテーマを「漫画」という手法で理解しやすく描いた一冊。 (2008年03月05日) | ||
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「思いやりとは、相手の立場に立つ気遣いであり、和する心であり、利他の精神です。これは日本人が昔から大切にしてきた心です」という著者。その言葉通り、豊臣秀吉や二宮金次郎などの他人への心遣いのエピソードや、古典『徒然草』で語られた人間のあるべき姿を通して、今も昔も人同士を繋ぐのは「思いやり」なのだと改めて気づかれました。読者から寄せられた「心にしみた親切」の体験談も掲載。心があたたかくなる一冊です。 (2007年12月05日) | ||
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子どもの頃「理科は苦手だったけど、実験は好きだったなあ」という人も多いのでは?目の前であっという間に色が変わったり、液体が気体になったり…と、見ているだけでわくわくしたものです。本書には「アイスキャンディーを作ろう」「のりをつかってガラスに絵を描こう」など、親子で楽しめる実験の数々が満載!しかも身近な材料を使ってできるものばかり。あの「わくわく」の気持ちを、親子で楽しんでみませんか? (2007年12月05日) | ||
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ほろ酔い状態のときが脳は最も活性化する | ||
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本書は下戸の川島教授と酒豪の泰良教授の共著で、酒と脳の密接な関係をさまざまな角度から分析。脳が最も活性化するときは、ほろ酔い状態のときであることなど、酒が引き起こす脳のフシギを続々と紹介する。酒を飲み過ぎ正体をなくしても、なぜか家にはたどり着き、千鳥足でもホームには落ちそうで落ちない…こんな謎もしっかり解明!後半は下戸と酒豪による対談。これ、けっこう笑えます。 (2007年12月05日) | ||
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