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ブックスアイオーのレビュー

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掲載レビュー全13件
 
臨床の砦
夏川草介/著
小学館
税込価格  1,650円
 
通常1〜2日で出荷
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コロナ禍の医療現場は私たちの想像を超えています
おすすめ度:
コロナ禍の今、テレビでは「医療崩壊」という言葉が飛びかっています。しかし、医療現場と政府、行政、そして一般市民との間には認識に大きな隔たりがあると、本書を読んで感じました。私たちが実際見ることがない医療現場はいったいどうなっているのかを垣間見ることができ、認識を新たにしました。本書はフィクションですが、医師だからこそ書けるリアル感で、今を乗り越えようという気持ちにさせてくれます。数年後、コロナが終息してから振り返って、今の時代を表した貴重な作品になるかと思います。 (2021年09月13日)
ドキュメント御嶽山大噴火
ヤマケイ新書 YS009
山と溪谷社/編
山と溪谷社
税込価格  880円
 
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噴火の恐ろしさと危機への対応の大切さを感じます。
おすすめ度:
紅葉真っ只中の週末、そして好天に恵まれた昼時、誰しも頂上で昼食をと考え登ります。そんなときの突然の噴火、予想もしなかった危機に、どう対応できたか。
語っている方は、多くが「運」だと言います。どこに落ちるかわからない噴石と火山灰、熱風に襲われ、奇跡的に助かった方の証言が、とても重く感じられます。
本書は、噴火のドキュメントと、現場に居合わせた登山者の証言を集め、今回の噴火の実態を伝えるとともに、今後にどう活かすかを考えた一冊です。 (2014年12月15日)
フォルトゥナの瞳
百田尚樹/著
新潮社
税込価格  1,760円
 
絶版につきご注文できません
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「運」と「選択」が生死を分ける!?
おすすめ度:
「死」が見える、「死神」・・よくある物語かと思いきや、「運」や「選択」で生死が分かれることの事実を思い知らされました。『永遠の0』での主人公の葛藤と選択、『影法師』での自己犠牲・・など、百田尚樹さんの独特の人生観が、この作品でも生きているのではないでしょうか。純粋な青年の心の動きと、愛の行方に惹かれながら読みました。ただ、結末は驚きです。 (2014年10月20日)
僕の死に方 エンディングダイアリー500日
金子哲雄/著
小学館
税込価格  1,430円
 
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いかに自分の死と向き合えるでしょうか
おすすめ度:
いずれは来る「自分の死」。しかし、それが突然やってきたとしたら。
あまりにも酷な訪れに、右往左往するか、はたまた冷静に受け止め、いかに「死ぬか」を考えるか、病魔が襲って死期が迫った時、人はどの道を歩むのでしょうか。
金子さんは、「死に方」を考え、「死んだ後」も考え、生涯を全うされました。
周りの人のことを考え、決して自分の病状を語らず、明るいままの金子さんで通しましたが、その裏では壮絶な戦いがあったようです。そして、本書はその記録です。本当にすごい方です。 (2012年12月11日)
影法師
講談社文庫 ひ43−4
百田尚樹/〔著〕
講談社
税込価格  792円
 
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これほど強い絆の友情があるでしょうか。
おすすめ度:
「影法師」という書名の意味するもの、それは物語の後半で明らかになる!?"竹馬の友"がこれほど強い絆で繋がってるのかと、読んだ後しみじみ感じました。
始めは剣豪小説かと思える描写で、武道に縁のない私は「剣の道」に感心させられ、読み進むうちに、「いやこれは剣豪小説ではなく人間物語だ」とあらためて思いました。
後半、ミステリーの謎を解くように次々に明らかになる事実。人が人によって支えられていく。現実にこんなことがあるでしょうか。考えさせられ、かつ読後が清々しい作品です。 (2012年08月24日)
魂の木工家具 現代を代表する10人の巨匠と作品
デイヴィッド・サベージ/著 横山文子/訳
講談社
税込価格  6,809円
 
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家の本棚に欲しい1冊
おすすめ度:
「現代を代表する10人の巨匠と作品」
とサブタイトルはなっていますが、これは本書をパート1・2に分けての10人。計20人を取り上げています。
中は写真はもちろん記事も程よく配置され、読みやすくかつ眺めやすい作りになっています。装丁もしっかりしていて、表紙もよく完成度は高いです。
家の中、特に一番広い部屋で眺めていたくなる1冊になっています。個人的にはジョン・メイクピースの記事が好きです。
ただ、難を挙げると少し値段が張るということですか・・・これで5000円を切ったら文句なしだったんですが。星−1で。
ぜひこれは書店で中を見てください。そこからは財布と相談ということで (2011年06月15日)
茨の木
幻冬舎文庫 さ−8−7
さだまさし/〔著〕
幻冬舎
税込価格  713円
 
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タイトルが意味するものは
おすすめ度:
本のタイトルは、その作品のすべてを集約するものと考えますが、するとこの「茨の木」が意味するものは何か、と読みながら思っていました。「イギリスという国には棘だらけの茨の木があり、その木には人知れず美しい花が咲くのだ」というのが本文に書かれています。それが、主人公が、父の形見のバイオリンの作者を尋ねてイギリスまで出かけていくというストーリーに結びついているのでしょう。ぎくしゃくしていた父、兄との関係が、遠いイギリスで出会った人々との心のつながりから、癒されていくのを自分が主人公になったかのように感じる作品でした。
若き日のあこがれの先生の言葉が何十年たった今でも心に残り、この旅の間中も、頭の片隅にあって、目的を達するまでの日々を支えている。タイトル「茨の木」の意味するものが、ぼんやりながらもわかった気がしますが、気に入ったビデオを繰り返し見るように、この本も繰り返し読むことでさらに深く感じることができそうです。 (2011年06月09日)
プリンセス・トヨトミ
文春文庫 ま24−2
万城目学/著
文藝春秋
税込価格  869円
 
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「大阪全停止」には驚かされました。
おすすめ度:
さすがは「鹿男」の万城目さん。その発想にはかないません。
豊臣秀吉以来の大阪城にいったい何が。読んでいてその興味は尽きません。さらに鍵を握る”ちょっとユニークな少年”も。これは万城目さんらしい、とてもローカルな大河ストーリーですが、関西人でなくても面白い作品です。
やっぱり万城目さんから”目”が離せませんね。 (2011年05月31日)
トイレットペーパーおりがみ
講談社の実用BOOK
東大折紙サークル「Orist」/著
講談社
税込価格  1,047円
 
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トイレで使えるコミュニケーション!?
おすすめ度:
今までの常識を覆す、画期的な折り紙の本です。
タイトルそのまま、トイレットペーパーで折る折り紙なんですが。
しかし、馬鹿にしてはいけません。今ではトイレットペーパーは「三角折り」が普通です、それがお客様へのマナーです。
ただそのトイレの空間に癒しや笑いを求めても良いんじゃないでしょうか。
そんなあなたの1冊になるとおもいます。
特にホテルなど個性が出るのではないでしょうか?どうでしょう関係者の皆さん? (2011年03月23日)
人は一瞬で変われる
鎌田實/著
集英社
税込価格  1,100円
 
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「変わる」というきっかけがあるのですね。
おすすめ度:
「行動変容」という言葉があるようです。あることをきっかけに行動を変化させることによって、体や生き方を変えていく。この本のテーマでもあります。
各界で活躍されている方の生き方から、「行動変容」を語っています。一見すべてが順調に見える方が、実は波瀾に満ちた人生だった。でも、今の生き方があるのはある一言、ある行動から始まったという話には、やはり驚かされました。
健康、仕事、人間関係・・さまざまな悩みを持つ方に勇気を与えてくれる一冊です。 (2010年12月11日)
輝く夜
講談社文庫 ひ43−2
百田尚樹/〔著〕
講談社
税込価格  660円
 
お取り寄せ
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イブに奇蹟が起こるかも
おすすめ度:
「永遠の0」は泣かされました。その百田さんの文庫最新作で期待しながら読みました。クリスマスイブは特別な日。キリスト教徒ではなくても何やらそわそわしてきます。そんなみなさんにおすすめの本です。
そういうことってあるかなぁ、と思えるストーリーが5編。期待にたがわずホロリとくる作品ばかりです。特に「タクシー」がいいです。
イブには何か起こりそう。そんな気になる一冊です。 (2010年11月23日)
おしくら・まんじゅう
かがくいひろし/さく
ブロンズ新社
税込価格  1,078円
 
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おしくらまんじゅう
おすすめ度:
あかとしろのまんじゅうが「おしくらまんじゅう」をします。
さて、まんじゅうの間でおされるのは、だれ?・・・
なんと・・・どうなるかは見てのおたのしみ。
かがくいさんのえほんは、日常で、うなずけるものが多いようです。
また、絵もかわいくて、みると手に取ってみたくなるのもいいですね。

(2009年07月14日)
斜陽
新潮文庫
太宰治/著
新潮社
税込価格  374円
 
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太宰治作品の中で一番おススメでしょうか。
おすすめ度:
太宰治は青春時代にかかる”はしか”のようなものだと聞いたことがあります。そう、誰もが一度はかかるもので、それは若いときの方がいいと。それは、そこを通過することによって、生きるための免疫ができるからだとも捉えることもできるかもしれません。太宰治の作品は多くが、自らの破滅に向かって進むものが多く、ある人には毒になり、またある人には苦い薬にもなる。そんな感じがします。私も例に漏れず”太宰治病”にかかって抜け出すのに苦労した口です。この『斜陽』で大きな衝撃を受けたのがその始まりだったかもしれません。没落した華族を取り上げたこの作品。今でも印象に残るのは、”母”がスウプ(本文より)を飲むのに、スプウン(本文より)を口に直角になるように持っていき、さらさらと流し込む。そんな冒頭のシーンです。その情景が目に浮ぶようです。ちょっと独特な表現が、この作品の重苦しさを和らげている気がします。私が読んだそう多くない太宰作品のなかで秀逸の作品だと思います。 (2009年06月24日)

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