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大垣書店京都ファミリー店のレビュー

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掲載レビュー全13件
 
フランス人は10着しか服を持たない パリで学んだ“暮らしの質”を高める秘訣
ジェニファー・L・スコット/著 神崎朗子/訳
大和書房
税込価格  1,540円
 
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「格好良い大人」のバイブル
おすすめ度:
 「断捨離」や「片付け」がブームになったぐらいには、モノで溢れている現代社会。その中で、例えば服を10着しか持たないことで暮らしの質を高めている人々がいる。著者がフランスで出会った貴族の人々がまさにそれ。余計なものを捨てたり削ぎ落としたりするのではなく、本当に必要なものだけを然るべき用途で大切に使うだけで「質」はおのずと上がっていく。
 メイクや女らしさというワードこそ登場しますが、女性だけでなく男性にもお勧めできます。「格好良い大人」の在り方がつまった1冊。 (2014年12月19日)
死んで生き返りましたれぽ
村上竹尾/著
双葉社
税込価格  1,019円
 
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生き直す、とは。
おすすめ度:
 著者はある日突然倒れ、目を覚ましたときにはICUで生死の境をさまよっていた。そこから回復したり、ふとした拍子にまた状態が悪化したり…併発した様々な症状を抱え、それでも少しずつ「生き直す」道を進み始めた、その壮絶さが描かれています。
 弟妹をはじめとする家族、言葉は荒っぽくとも回復を喜んでくれる友人たちとの、正直な言葉のやりとりに心が抉られるような思いがしました。 (2014年12月19日)
ほぉ…、ここがちきゅうのほいくえんか。
てぃ先生/著
ベストセラーズ
税込価格  1,100円
 
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こどもって鋭くて可愛い
おすすめ度:
こどもたちとの日々のやりとりをまとめた一冊。こどもの発する言葉はいつも直球で一所懸命で、時々ぐさりと来る。中にはうわぁぁと顔を赤らめてしまいそうなエピソードもあるけれど、こどもたちはいたって大真面目だから愛おしくてたまらない。「最近の子供は…」なんて言うひとにこそ読んでもらいたい! (2014年10月24日)
しばおっちゃん
ねこまき/著
実業之日本社
税込価格  1,100円
 
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しばになってもおっちゃんはおっちゃん
おすすめ度:
「なんでしばおっちゃんになったんだろうね」という台詞に激しく頷いてしまう設定と、どこまでいっても「おっちゃん」は「おっちゃん」なんだなぁと哀愁を感じさせるエピソード。新入社員とのLINE会話にイライラ・ハラハラしたり、幼いと思っていた娘にあしらわれたり、普通の会社員として生きるしばおっちゃんの日々はどこまでも続くのです! (2014年12月19日)
ケモノの城
誉田哲也/著
双葉社
税込価格  1,760円
 
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読者をも巻き込み翻弄する恐ろしさ
おすすめ度:
 推薦コメントやキャッチコピーに尻込みされた方も多いのではないでしょうか。確かに残酷な場面は立て続けに、物語の中盤以降息つく暇も与えてくれないほどに描かれています。けれど本当に恐ろしいと感じたのは、それを語る人間の滔々とした口調と、周囲から見れば凄惨極まりない異常な状況下を受容している心理でした。読み進めるうちに、読者もまたこの異常さを受け入れざるを得なくなる…そんな意味でも怖い作品でした。
 微妙にずれている時間軸、読者の推理を裏切る展開、タイトル「ケモノの城」の意味。それらすべてをひっくるめて、読了後にはこの作品の恐ろしさに思わず嘆息してしまいます。 (2014年08月14日)
殺人偏差値70
角川文庫 に4−95
西村京太郎/〔著〕
KADOKAWA
税込価格  792円
 
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事件はひそやかに進行していた
おすすめ度:
 収録作品の初出が1960〜80年代のため今の時世とはそぐわない場面もあるにはある。けれどそれ以上に、人間の醜い感情や歪んだ世間など、現在にも共通していると感じるところが多い。だからこそ恐ろしく、まるで身近で事件が今進行しているような臨場感さえ感じられた。爽快さよりもどちらかというと恐ろしさと後味の悪さに唸ってしまうような作品ばかりだが、短編とは思えない密度の高さには唸らざるを得ない。
 実にさらりと十津川警部が出演しているのもまた乙。 (2014年06月13日)
おかんメール
おかんメール制作委員会/編
扶桑社
税込価格  1,100円
 
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不慣れ?誤変換?それとも意図的に?
おすすめ度:
携帯・スマホに不慣れなだけなのか、ただの誤変換なのか。ただそれだけで片付けてしまうには予測不能すぎる、「おかん」からのメールやメモを集めた一冊。「ちょっと待って、なんで今ここで!?」とツッコまずにはいられない。と同時に「そういえばウチのおかんも…」とお母さんのことを思い出してしまうこと必至。 (2014年07月06日)
タルト・タタンの夢
創元推理文庫 Mこ1−4
近藤史恵/著
東京創元社
税込価格  770円
 
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美味しさと温かさの満ちた短編集
おすすめ度:
 身の回りで起こったささやかなでもちょっと不思議な出来事を、安楽椅子探偵よろしくシェフ三舟が鮮やかに解き明かしてくれます。どの短編もスッと読めて、じんわり温かい気持ちになれるお話ばかり。
 また、登場する料理はどれも美味しそうで、パ・マルが身近にあれば、と思わずにはいられません。
 「ミステリ」と身構えず、シェフ三舟の推理を一口味わうつもりで楽しんでください。 (2014年06月05日)
学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話
坪田信貴/著
KADOKAWA
税込価格  1,650円
 
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感動のノンフィクション?いいえ指南書かもしれません。
おすすめ度:
タイトルそのままに、どんな過程を経て慶應大学に合格したのかが書かれた実話。紹介されている参考書はどれもオーソドックスなものばかりで、これらを参考にして自分の勉強に役立てる受験生も出て来そう。けれどあえて親御さんにも、もっと言えば部下・後輩の指導に頭を抱えるすべての方々にもお勧めしたい!必要なのは特別な環境やツールじゃない、ということを教えてくれます。 (2014年05月28日)
しまっちゃうおじさんのこと
ぼのぼのえほん
いがらしみきお/著
竹書房
税込価格  1,019円
 
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しまっちゃうおじさんの真実!
おすすめ度:
突然現れ、ぼのぼのをしまっちゃう謎のおじさん。小さい頃にぼのぼのを読んだ(あるいはアニメで見た)方なら間違いなくトラウマになりそうなこのキャラクターについて、ついに禁断の真実が明かされる…!
やさしい色使いと愛らしいキャラクターは、ぼのぼのを知らなくても楽しめるはずです。 (2014年05月28日)
ノラネコぐんだんパンこうじょう
こどもMOEのえほん
工藤ノリコ/著
白泉社
税込価格  1,430円
 
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【求】のらねこぐんだんの更なる活躍!
おすすめ度:
親子で一緒に読んで、クスクスしちゃうお話です。
のらねこの気ままな性格がとんでもない事態を巻き起こすのですが、何故だか憎めない…。
(2014年05月26日)
パラドックス13
講談社文庫 ひ17−32
東野圭吾/〔著〕
講談社
税込価格  1,100円
 
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最後のやるせなささえ<パラドックス>なのか
おすすめ度:
数学的矛盾<パラドックス>によって取り残された男女13名。荒廃していく東京の中で懸命に生きようとする彼らには、彼らなりの事情を抱えている。性別・年齢・立場・考え方、その全てが異なる13人がパラドックスの中で真理を見出そうとする…のですが、最後の、半ば予想できていたとはいえ理不尽な結末に、やるせなさを感じてしまいました。 (2014年05月26日)
ぼくのおやつ おうちにあるもので作れるパンとお菓子56レシピ
ぼく/著
ワニブックス
税込価格  1,019円
 
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かわいくおいしい1冊召し上がれ
おすすめ度:
Twitterで話題の「ぼく」さんによる、おやつのレシピ本。表紙を見ただけでもお分かりいただけるような可愛らしいイラストで紹介されるレシピは、なんとおうちにあるモノだけで出来ちゃうお手軽なものばかり! (2014年05月26日)

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