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井戸書店のレビュー |
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掲載レビュー全153件 |
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芙蓉の花は「深い愛情」のシンボルです! | ||
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明治28年 日本初の富士山頂冬期滞在気象観測を試みる夫 子供を実家に預けて、足腰鍛えて後を追う妻 高山病に苦しみながらも夫婦(みょうと)で力を合わせる この深い愛情こそ尊い (2014年08月26日) |
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働く者みんなの福音書(成功小説) | ||
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ビジネス寓話で有名な「石切り職人の話」を参考に、主人公・アルダが石切り職人の見習いからプロフェショナルになるまでの成功小説です。 「仕事の悩みを解決し、幸せと成功をもたらす『秘法』を学べる」巻物を異国の行商人から購入したアルダは、秘法の教えを導かれ、人間としての成長を歩み、自国の市民を守り、豊かに暮すための城壁を建設する石切り職人へと変貌します。企業や職場で組織員みんなで読んで語り合うための1冊ですね。 (2014年08月13日) |
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「more & more」から「less & less」へ | ||
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私たちが今、上がっている土俵にしがみついているとしんどい気分に苛まれますが、成長や発展とは無縁で、生活できるだけ売上があればという考え方の土俵に登れば、精神的には軽くなり、違う視界が開けます。スケールメリットではなく、スモールメリットの追求、お金より時間重視を貫けば、新しい人間関係が生まれ、ハッピーに生きていけます! (2014年01月16日) | ||
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本当のライフラインは生命(いのち)と生命とのきずな | ||
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資本主義の発展、科学技術の進歩により、便利で暮らしやすくなりましたが、生きにくくなりました。人のベクトルは自分自身に向かい、それこそが幸福感を抱けないようになっています。A君の相談の手紙に対して、正面から答える返信としての本書は、子どもだけでなく、大人も読むべき名著です。 (2013年12月05日) | ||
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あきんど魂にスイッチが入ります! | ||
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「売る力」とは、お客様から見て「買ってよかった」と思ってもらえる力 お客様の立場に添い、お客様の心理や行動を読み、予定調和を崩す新しい提案が絶えずあって、お客様にワクワクして期待してもらうこと。 素敵な店になるためには、最後には「人づくり」です。 読めば、あきんど魂にスイッチが入ります! (2013年11月19日) |
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遠距離よりもつらい、精神の遠距離恋愛 | ||
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愛しても逢えない、極めて切ない恋情を抱くことは、現実でも辛いものですが、恋人を多重人格者に想定するところはさすが百田さん。しかし、現実ではこんな人が生まれないように願うばかりです。 (2013年11月14日) | ||
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この絵本を贈られたら、本気になってしまいます! | ||
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大切な人に贈りたいものは「もの」ではなく、その人の存在そのもの。「あなたがいてくれさえすれば、何もいらない」というメッセージは熱く、暖かく伝わってきます。存在そのものが、お互いの心をシェアする「絆」につながります。 この絵本は、大切な人へのプレゼント本に是非してください。間違えありません! (2013年11月13日) |
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弱者の存在は必然です! | ||
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石川在住の養護学校教諭の山元加津子さんの子どもたちとのエピソードに、遺伝子研究の結果というスパイスがふりかけられた本書はとても刺激的です。 アフリカのマラリアに罹りにくい人を遺伝子レベルで研究したら、その兄弟には4分の1の確率で、重度の障害者が生まれるという事実。つまり、人間が生存して行くにはマラリアに「強者の遺伝子」だけでなく、重い障害を引き受ける「弱者の遺伝子」も必要だったということ。 このことから、障害を持つ人の存在がなければ、今の自分もないという現実が胸に突き刺さります。人間として「健常」「障害」という区別することが適当なのかどうか考えさせられました。ペルーのインカ文明の多くの文化財から、「インカの人たちは、病気や障害のある人が、とても大切な存在である」という、より積極的な認識もあります。障害者の方に対する見方もコペルニクス的に変わり、生きる上での大きな指針を得ました。本を読む者として、年に一度のプレゼントをいただいた気が致します。 (2011年09月03日) |
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現代人の聖典!超ロングセラーは色褪せません。 | ||
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写真家・藤原新也氏の写真と抒情詩がミックスされた本。書名「メメント・モリ」は「死を想え」という意味のラテン語。この本の出発点は「いのち、が見えない。生きていることの中心(コア)がなくなって、ふわふわと綿菓子のように軽く甘く、口で噛むとシュッと溶けてなさけない。」という認識から。「ニセモノの生死がいっぱい」で「本当の死が見えないと、本当の生も生きれない。」という思いを胸にすれば、インドの人の死の写真は現実的です。犬に食われる死体の写真には「ありがたや、ありがたや、一皮残さず、骨の髄まで、よくぞ食ろうてくりゃんした。」と書かれ、火葬される写真には「死体の灰には、階級制度がない。」と附されています。 「死を想え」と言えば、宗教や哲学を連想しますが、この本の詩と写真がその難しさをオブラートに包み、「死」を身近なものにしてくれます。「死というものは、なしくずしにヒトに訪れるものではなく、死が訪れたその最期のときの何時かの瞬間を、ヒトは決断し、選び取るのです。だから、生きているあいだに、あなたが死ぬときのための決断力をやしなっておきなさい。 (2011年08月24日) | ||
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与えることはうれしい! | ||
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「与える」こと、また「与え続ける」の大事さを教えてくれるのが、『おおきな木』。この絵本の原題は『THE GIVING TREE』。かわいいちびっこの遊び相手になった、りんごの木は、少年の成長と共に、少年の現実的な望みを叶え続け、長じてからは疎遠になった彼が抱く困難にも手助けし、最後には幹を切り倒すことをも許してしまう。与え続けることにりんごの木は嬉しさを隠さず、そのいじらしさには感動さえ覚えてしまう。りんごの木にとって、ちびっこはどんなに齢を重ねても「ぼうや」のままにしか認識しないんですが、少年は成長し「ぼうや」ではない、「大人」だと言い張る。彼らに流れている時間の感覚が全く違うこと、おおきな木には素直で自然な気持ちが失われていないこと、またどんな姿になろうとも、その時のベストを尽くすことが生きていく上では一番重要なことなど、本当に多くの気づきを与えてくれます。 (2010年10月30日) |
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日本人で平和のことを一番知っている医師 | ||
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アフガニスタンにかかわって25年のペシャワール会の中村哲氏は、人間だけでなく社会全体を診る医師です。「三度のご飯が食べられること。それと、家族が仲良く故郷で一緒に生活できること」という平和の定義はとても簡単でわかり良い。この当たり前のことが世界中でできることを、アフガンの地にてモデル創りをしている中村氏に脱帽です。 (2010年04月14日) | ||
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真実の愛に号泣しました! | ||
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「ほんとうに人を愛するということは、その人が希望することを応援し、力になり、希望をかなえてあげられるように努力することだ」というロシアのクラウディアの言葉に完敗です! 彌三郎がロシアに戻り、クラウディアに再会するシーンに涙があふれました! (2010年01月17日) |
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生き様は人それぞれ、自分に正直でよい! | ||
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その人の置かれた時代や環境に生き方は大きく左右されるのは否めませんが、「生」の本質的な意味を常に考え続け、ぶれない生き方を確立することを学びました。平和な時代に暮らすからこそ、「この幸せは、特攻隊のような男たちが尊い血を流したから」という事実を忘れてはなりません。書名には「さまざまな思いを永遠のゼロにするな!」という願いが込められていると信じています。 (2011年08月25日) | ||
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とても優しい父性の存在は子供に必ず伝わるはずだ! | ||
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妻と別れ、息子が白血病発症。2度の治療にもかかわらず、治癒せず、骨髄移植のみにすがり、提供者が現われるものの、治療費に行き詰る父。とんでもない奥の手でお金を生み出すが、元気になった息子とは離別の日が…。終章に書かれた、最後の言葉が胸を打ちました。「人間は、自分の子どもを世に残す以上は、死んだとしても、それはまったき死じゃないんだよ。」私は睡眠薬代わりに読み始めましたが、止められず、朝日が昇っていました。 (2011年08月24日) | ||
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日本のベートーヴェン | ||
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全聾の天才作曲家・佐村河内守氏。広島生まれで、被爆二世。四歳から母親によるピアノの厳格なまでの英才教育を経て、作曲家になろうと独学した高校時代から原因不明の身体の変調が彼を襲います。現在に至るまでの症状は、頭鳴症、偏頭痛、耳鳴り、全聾、腱鞘炎、左薬指機能不全、それらが重なり合ってパニック症候群にまで至り、精神にも病の魔力が襲っています。さらには愛すべき弟の死。自らの命を絶つことも数度、しかし、彼には生きる使命がありました。それは 「私が追い求める真実の音『闇の音』を得るために九十九を捨てる。私には音楽しかない」ということでした。 仏教に帰依し、ストイックなまでの菜食主義を守り、そして道路清掃のアルバイトの仲間の熱い友情や障害者施設の子どもたちのたくさんな笑顔に援けられ、彼の作曲家人生を歩んでいます。全聾になり、ベートーベンの「月光」のメロディを頭の中に流し、その旋律を五線紙に記譜し、本物の楽譜と照合すると完璧な結果を得られた場面には大いなる感動を得ました。 「苦しみ闘う人々の支えになる音楽・・・それは誰よりも苦しみ闘った者の手からしか決して生まれないのだ!」という闇からの離脱、そして、 「人は闇に堕ちて初めて、小さな光に気づくのでしょう。闇は、痛みと悲しみと狂気にあふれた、生きにくい『深淵の地』です。しかし、闇はその圧倒的な暗さゆえに、小さな光にすら敏感になれる唯一の地でもあるのです。」 という境地に立つ彼の姿は天才芸術家としか考えられません。 本書をお読みになり、実際に彼の音楽に触れていただきたい。私はベートーベンの復活と信じています。 (2009年08月26日) |
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ゆびさきを通しての魂との接触 | ||
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また、大変な人生を歩む人を知りました。神戸垂水生まれの福島 智氏は三歳で目に異常が見つかり、四歳で右目、九歳で左目の視力を喪失。十四歳で右耳、十八歳で左耳も聴力を失い、「盲聾者」となりました。 「この苦渋の日々が俺の人生の中で何か意義がある時間であり、俺の未来を光らせるための土台として、神が与えたもうたものであることを信じよう。(略)俺にもし使命というものが、生きるうえでの使命というものがあるとすれば、それを果たさねばならない。」十八歳の青年の心の奥底からの言葉はとても強い。支援体制も整い、都立大学に入学。教育学、特に障害者教育の道を歩み、現在は東京大学教授で、2003年にはアメリカTIMES誌で「アジアのヒーロー」に選ばれています。 盲聾者は他者とのコミュニケーションを取らないと、存在の否定を感じ、存在の肯定を得るには、接触によるコミュニケーションが必要になります。彼の母が考案した指点字通訳により、他者とのリアルな対話が可能になりました。「皮膚接触というのはあまり意味がない。重要なのは魂の接触。その人の存在との接触が重要です。」 健常者として他者とのコミュニケーションが成立していると思っていた私は猛省を強いられました。目の前にいる人の存在まで分け入ってのコミュニケーションを意識したこともなく、本質的に見なければならない点を考えてはいませんでした。一期一会の大切さも納得できました。 さらに強烈なインパクトを受けたのが、障害者がなすべき「もっとも重要な仕事」の第一に挙げているのが「生きること」です。『人間が存在する「意味がある」とするなら、その意味は、まさにその存在自体にすでに内包されているのではないか。もしそうなら、障害の有無や、人種、男女など個人のさまざまな属性の違いなどほとんど無意味なほど、私たちの存在はそれ自体で完結した価値をもっている。(略)さまざまな問題にぶつかったとき、私たちにとって最大の、そして最重要の仕事が「生きること」そのものにあるという原点に立ち返りたい。』障害という属性を持っているだけで、この世に生を受けて存在する人の価値を高らかに謳いあげる、彼の人生哲学の深さには心震えました。 心憎いほどの生きざま、そして素晴らしい本に出会えたことに感謝します。 (2009年08月26日) |
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笑顔もお金も住んでいる地域でぐるぐる回そう! | ||
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「少子高齢化」という世界に先駆けての課題を背負っている日本の処方箋が出されました。負と考えられているものに焦点を合わせて、それを活かし、地域の人々が幸福に包まれることを考える。「里山」と書かれているけど、都会でも処方できる「シェア」資本主義ですね。「市場占有率」から「分ち合い」へ、「シェア」の意味も変化しています。 (2013年08月25日) | ||
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しあわせは「いあわせ」 | ||
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幸せはモノやカネの多寡で判断すべきものではない。いろんなモノやコトやヒトやイキモノと「いあわせ」てきた、この奇跡に感謝することから幸せは始まります。 (2011年10月01日) | ||
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我が子が愛おしくなります | ||
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子どもは親を選び、そして、生まれる意味を持って天から授かっている!? 胎内記憶・誕生記憶について研究をすすめる産婦人科医・池川先生のお話に度肝を抜かれつつも、人間が本来持っていた能力を失わずに、誕生した子どもたちに感謝しなければなりません。 (2011年09月21日) |
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与えることはうれしい! | ||
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「与える」こと、また「与え続ける」の大事さを教えてくれるのが、『おおきな木』です。この絵本の原題は『THE GIVING TREE』。かわいいちびっこの遊び相手になった、りんごの木は、少年の成長と共に、少年の現実的な望みを叶え続け、長じてからは疎遠になった彼が抱く困難にも手助けし、最後には幹を切り倒すことをも許してしまうのです。与え続けることにりんごの木は嬉しさを隠さない、いじらしさには感動さえ覚えてしまう。 りんごの木にとって、ちびっこはどんなに齢を重ねても「ぼうや」のままにしか認識しないんですが、少年は成長し「ぼうや」ではない、「大人」だと言い張る。彼らに流れている時間の感覚が全く違うこと、おおきな木には素直で自然な気持ちが失われていないこと、またどんな姿になろうとも、その時のベストを尽くすことが生きていく上では一番重要なことなど、本当に多くの気づきを与えてくれます。 (2005年09月28日) | ||
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