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東電福島原発事故自己調査報告 深層証言&福島復興提言:2011+10

出版社名 徳間書店
出版年月 2021年2月
ISBNコード 978-4-19-865273-9
4-19-865273-2
税込価格 1,870円
頁数・縦 341P 19cm

商品内容

要旨

東京電力福島第一原発の事故から10年の今、原発事故収束担当大臣として現場と対峙した者が、事実と未来図に迫る、全国民必読の検証報告。

目次

第1章 最前線の闘い(対話・文責:細野豪志)(田中俊一氏(初代原子力規制委員会委員長)
近藤駿介氏(元原子力委員会委員長)
磯部晃一氏(元陸上自衛隊東部方面総監/陸将)
竜田一人氏(『いちえふ 福島第一原子力発電所労働記』作者)
森本英香氏(元環境事務次官)
緑川早苗氏(元福島県立医科大学放射線健康管理学講座/内分泌代謝専門医))
第2章 10年たった現場へ(対話:細野豪志 文責:開沼博)(渡辺利綱氏(前大熊町長)
南郷市兵氏(ふたば未来学園中学校・高等学校副校長)
遠藤雄幸氏(川内村長)
遠藤秀文氏(株式会社ふたば代表取締役社長)
大川勝正氏(大川魚店代表取締役社長)
佐藤雄平氏(前福島県知事))
第3章 福島のために、わが国が乗り越えるべき6つの課題(文責:細野豪志)(科学が風評に負けるわけにはいかない。処理水の海洋放出を実行すべき
中間貯蔵施設には確かな希望がある。独り歩きした除染目標の1mSv
福島で被曝による健康被害はなかった。甲状腺検査の継続は倫理的問題がある
食品中の放射性物質の基準値を国際基準に合わせるべき
危機管理に対応できる専門家の育成は国家的課題
福島の決断も問われている。双葉郡を中心とした町村合併の検討を)

出版社・メーカーコメント

原発事故に奪われた村の誇りを取り戻すため、男達は立ち上がった。3.11から10年、福島の再生エネ発電所誕生、感動の軌跡。

著者紹介

細野 豪志 (ホソノ ゴウシ)  
昭和46年8月21日生まれ、選挙区は静岡5区。京都大学法学部卒業。三和総合研究所研究員(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング)を経て、1999年より政治の道をスタートさせる。環境大臣、内閣府特命担当大臣(原子力発電所事故再発防止・収束)、総理大臣補佐官などを歴任
開沼 博 (カイヌマ ヒロシ)  
昭和59年生まれ。福島県出身。東京大学文学部卒業。同大学院学際情報学府博士課程単位取得満期退学。専攻は社会学。著書、フィールドレコーディング作品に福島第一原発内部の音を収録したCD「選別と解釈と饒舌さの共生」。学術誌の他、新聞・雑誌等にルポ・評論・書評などを執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)