空海
出版社名 | 講談社 |
---|---|
出版年月 | 2025年5月 |
ISBNコード |
978-4-06-539482-3
(4-06-539482-1) |
税込価格 | 4,950円 |
頁数・縦 | 558P 22cm |
空海
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2025年5月 |
ISBNコード |
978-4-06-539482-3
(4-06-539482-1) |
税込価格 | 4,950円 |
頁数・縦 | 558P 22cm |
0100000000000034740257
4-06-539482-1
空海
安藤礼二/著
講談社
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BK
出版社・メーカーコメント
人間中心主義でやってきた世界は繁栄のなかに滅びが見え始めている。人間中心的な世界認識を改めなけれならない。いまあらためて空海を読み直さなければならないのである。空海は二つの「頌」を残した。『声字実相義』と『即身成仏義』の核心をただそれだけで語りきってしまった「頌」(「詩」)である。空海の「詩」は、膨大な仏典を読み解いた上で可能になったものだ。『大日経』と『金剛頂経』の交点、胎蔵界曼荼羅と金剛界曼荼羅の交点に、空海は自身の信仰の体系にして思想の体系を築いたのだ。胎蔵界曼荼羅と金剛界曼荼羅を見れば『大日経』と『金剛頂経』の異なることは明らかである。空海は異なる経典を統合してみせる。生涯を通して宇宙の根源にして意識の根源、さらには身体の根源に位置づけられる「法身」を求め続けた。空海の全貌がわかる記念碑的大著。空海とは何者なのか−−日本思想史最大のオリジネーター・空海の思想に迫る。