• 本

絶対「謝らない人」 自らの非をけっして認めない人たちの心理

詩想社新書 41

出版社名 詩想社
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-908170-36-2
4-908170-36-3
税込価格 1,155円
頁数・縦 196P 18cm

商品内容

要旨

ネットでも実生活でも急増する「絶対謝らない人」。メディアで糾弾されている政治家や著名人、私たちの身近にいる人まで、自分に明らかに非があったり、どう見ても謝罪すべき状況に立たされても、絶対謝ろうとしない人たちをよく目にするようになった。厳しく追及されても、非を認めるどころか、逆に相手を攻撃したり、屁理屈をこねたり、取り合わなかったりすることで、明確な謝罪だけはしないように立ち回ろうとする。なぜ彼らは、そこまで謝罪を忌避し、自己正当化にこだわるのか。「絶対謝らない人」のいびつな心理を読み解く。

目次

第1章 何があっても「謝らない人」が増えてきた
第2章 「謝らない人」の、いびつな心理に迫る
第3章 そもそも「謝罪」とは何か
第4章 ほんとうの謝罪ができない人の胡散臭さ
第5章 ウソ、屁理屈、論破自慢…「謝らない日本人」はなぜ増えた?
第6章 「謝らない人」とどうつき合うか

出版社・メーカーコメント

いま、急増している「絶対謝らない人」たち・・・「謝ったら死ぬ病」を読み解く。ネットで炎上を繰り返す懲りないインフルエンサー、過ちを指摘されても決して非を認めない政治家、責められても屁理屈をこねて「言い負かす」ことに執着する著名人、自分の失態だけはなぜかスルーする職場の同僚、謝罪すべきなのに常に上から目線でイラっとさせる知人、ミスを指摘するとむきになって反論してくる部下・・・なぜいま、「謝ることのできない日本人」が増えてきたのか 自分に明らかに非があり、どう見ても謝罪すべき状況に立たされても、絶対謝ろうとしない人たちをよく目にするようになった。非を認めるどころか、逆に相手を攻撃したり、屁理屈をこねたり、取り合わなかったりすることで、明確な謝罪だけはしないように立ち回ろうとする。なぜある種の人たちは、そこまで謝罪を忌避し、自己正当化にこだわるのか。「絶対謝らない人」のいびつな心理を読み解く。「謝らない人」は「タフ」なのか、ただの「バカ」か?

著者紹介

榎本 博明 (エノモト ヒロアキ)  
心理学博士。1955年東京生まれ。東京大学教育心理学科卒。東芝市場調査課勤務の後、東京都立大学大学院心理学専攻博士課程中退。川村短期大学講師、カリフォルニア大学客員研究員、大阪大学大学院助教授等を経て、現在、MP人間科学研究所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)