日本群島文明史
ちくま新書 1864
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2025年6月 |
ISBNコード |
978-4-480-07695-3
(4-480-07695-6) |
税込価格 | 1,540円 |
頁数・縦 | 510P 18cm |
商品内容
要旨 |
日本は群島であり、日本文明は群島文明である。大陸文明的な実体系思考よりも群島文明的な非実体系思考が優勢で、そうした世界観から生命は偶発的なものという感覚や共同主観の構造、革新性をもたらす美意識などが展開され、日本文明が創り出されてきたのだ。そうした日本の歴史的動態を描きつつ、日本の群島文明を形成する東アジアの哲学を「通底哲学」として世界哲学の中に置き直し、より深い文明論として展開する。日本の知の歴史を総合的に理解する、著者独自の日本思想大全。 |
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目次 |
序章 文明とはなにか |
出版社・メーカーコメント
日本の基層にある群島文明。これこそが世界の諸文明における日本の独自性を生み出してきた。思想、宗教、文学など諸領域を博捜して描き出す斬新な日本文明全史。